新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で人の移動制限をしているアメリカのハワイ州が、11月から条件を満たした日本からの観光客を受け入れる。
つまり、14日間の自主隔離が免除が「新型コロナの事前検査プログラム」を受ける事で可能になる。
観光でのハワイ入国可能
ハワイ観光庁が日本の新型コロナウイルス感染症の核酸増幅検査(Nucleic acid amplification testing)認めた。
アメリカのCLIA認定は「臨床検査改善修正法案(Clinical Laboratory Improvement Amendments)」を受けた検査機関で、米国食品医薬品局の認定を受けた核酸増幅検査(Nucleic acid amplification testing)の結果が対象となっている。
日本の厚生労働省が認定した新型コロナウイルス感染症の核酸増幅検査を「事前検査プログラム」対応の検査とアメリカのハワイ州が認めた。
検査費用は渡航者の全額自己負担です。
ハワイは10月15日から、アメリカ本土からの観光での渡航に対し「出発前72時間以内に実施された検査で新型コロナウイルスへの感染が陰性であり、その証明を提示すると、14日間の自主隔離が免除される」で、ハワイへの旅行を許可した。
「事前検査プログラム」の開始時期
2020年11月3日(火)から「事前検査プログラム」は、フライトの出発前72時間以内の検査が必須。
「事前検査プログラム」の開始時期は、2020年11月6日(金)出発の渡航から開始される予定です。
「新型コロナの事前検査プログラム」
ハワイ州指定医療機関リストによると日本国内の21ヶ所の指定医療機関は以下の通りです。
日本を出発する72時間以内にハワイ州保健局が指定する日本国内の医療機関にて、新型コロナウイルス感染症の検査を行い、ハワイ州所定の陰性証明書を発行してもらい、入国時に提示する必要があります。
2020年11月3日から検査が開始されます。
その他注意事項
ハワイの島(市・郡)により対応が異なります。
島(市・郡) | 州外からの到着 | 島間移動 |
ハワイ郡(ハワイ島) |
|
到着時に隔離義務あり※出発前または到着後検査で免除 |
ホノルル市郡(オアフ島) | 州の旅行前検査プログラムで隔離免除 | 到着時に隔離義務なし |
マウイ郡(マウイ島・モロカイ島・ラナイ島) |
|
検査プログラムで免除※郡内の直行便・航路は隔離義務なし |
カウアイ郡(カウアイ島) |
|
検査プログラムで免除 |
ハワイへ出発前に登録が必要
日本からハワイへ渡航する方は、ハワイ州の「Safe Travels Program」の登録・申請する義務があります。
- ハワイ州の「Safe Travels Program」に新規アカウントを作成します。(入力手順)
- 出発24 時間以内からアクセスできる「Safe Travels Program」のアンケートページで、健康状態などに回答すると、登録したメールアドレスまたは携帯電話テキストメッセージにQR コードが届きます。(入力手順)
エスタ(ESTA)の取得のは引き続き必要です。
「ESTA」の公式申請サイト(24ドル(2024.02時点)で申請できます。)
ESTA(Electronic System for Travel Authorization)
代行サイト(日本語で入力できますが手数料が数千円支払う必要があります。)
ビザ免除プログラム(VWP)で渡米される方も、エスタ(ESTA)の取得が必要となります。
コメント