現在のスマホが「iPhone6S」で、新発売されたiPhone12の購入を検討している。
でも
ちょっと待ってと思う
「iPhone6S」は、2015年に発売開始し、2019年に販売終了した古い機種なんですよね。
今年は、2020年だから約5年以上も古い計算になりますが、今でも現役で動いてます。
この文章に凄い事が書いてあったのに気づきましたか?
「5年以上たったから古く買い替えたい」と書いてあるのです。
いつから私達は、1年で機種が古いと評価するようになったのでしょうか?
スルーする理由
iPhone12が発売され、今回もスルーする理由を紹介します!
スペック至上主義で、端末の機能を点数化して選んでいた。
だから
最新機種に2年毎に機種変更する
そこで
iPhoneの進化を時系列の一覧で考えたいと思います。
- Plusuなど特段に変化がない機種は除いています。
- 新機能が追加されたものが赤文字になります。
機種名 | iosバージョン | 機能 | ストレージ | メモリ | CPU | L2 キャッシュ | バッテリー (mAh) | カメラ | ディスプレイ | Wi-Fi 802.11 |
iPhone5s | iOS 13には非対応 | TouchID搭載(指紋認証) |
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1GB | Apple A7 1.3GHz | 1MB | 1560 |
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Retina IPS LCD | a/b/g/n |
iPhone6 | iOS 13には非対応 |
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同上 | Apple A8 1.4GHz | 同上 | 1810 |
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同上 | a/b/g/n/ac |
iPhone6s | iOS 13には対応 | 4K動画撮影 | 同上 | 2GB | Apple A9 1.85GHz | 3MB | 1715 |
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同上 | 同上 |
iPhoneSE | iOS 13には対応 | ー | 同上 | 同上 | 同上 | 同上 | 同上 |
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同上 | 同上 |
iPhone7 | iOS 13には対応 |
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同上 | Apple A10 Fusion 2.33GHz | 同上 | 1960 |
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同上 | 同上 |
iPhone7Plus | iOS 13には対応 | ー | 同上 | 3GB | 同上 | 同上 | 2900 | 同上 | 同上 | 同上 |
iPhone8 | iOS 13には対応 | ワイヤレス充電 |
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同上 | Apple A11 Bionic 2.39GHz | 8MB | 1821 |
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同上 | 同上 |
iPhoneX | iOS 13には対応 |
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同上 | 同上 | 同上 | 同上 | 2691 | 同上 | Liquid Retina IPS LCD | 同上 |
iPhoneXs | iOS 13には対応 | デュアルSIM |
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4GB | Apple A12 Bionic 2.49GHz | 同上 | 2658 | 同上 | 同上 | 同上 |
iPhoneXR | iOS 13には対応 | ー |
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3GB | 同上 | 同上 | 2492 | 同上 | 同上 | 同上 |
iPhone11 | iOS 13には対応 |
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4GB | Apple A13 Bionic 2.66GHz | 4MB | 3110 | 同上 | 同上 | a/b/g/n/ac/6(ax) |
iPhone11 Pro | iOS 13には対応 | トリプルカメラ | 同上 | 同上 | 同上 | 同上 | 3046 | 同上 | Super Retina XDR OLED | 同上 |
iPhone11 Pro Max | iOS 13には対応 | ー | 同上 | 同上 | 同上 | 同上 | 3969 | 同上 | 同上 | 同上 |
iPhoneSE 2020 | iOS 13には対応 | ー |
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3GB | 同上 | 同上 | 1821 | 同上 | Liquid Retina IPS LCD | 同上 |
iPhone12 | iOS 13には対応 | 5G対応 | 同上 | 4GB | Apple A14 Bionic 2.99GHz | 同上 | 2,775 |
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Super Retina XDR | 同上 |
iPhone12 mini | iOS 13には対応 | 5G対応 | 同上 | 同上 | 同上 | 同上 | 2,227 | 同上 | 同上 | 同上 |
iPhone12 pro | iOS 13には対応 | 5G対応 |
|
6GB | 同上 | 同上 | 2,775 | 同上 | 同上 | 同上 |
iPhone12 pro Max | iOS 13には対応 | 5G対応 | 同上 | 同上 | 同上 | 同上 | 3,687 | 同上 | 同上 | 同上 |
基準の価値観
私達の価値観では無くApple側が選択の余地を減らす場合もある。
意図的陳腐化や意図的老朽化といわれる手法
- iPhone5sでは最新のios13に非対応だけど古いiOSでも利用できる。但し、セキュリティ対策やサポートなどが弱く乗り換えを推奨したい。
セキュリティ上のリスクが選択の余地を減らす場合もある。
- CPUのiPhone 4S「A5」からiPhone X「A11」までのチップセットを搭載したすべてのアップル端末に「修正不能」な脆弱性があることが明らかになったから乗り換えを推奨したい。
- 「修正不能」な脆弱性は、「iPhone 11」や「iPhone 11 Pro」以降の端末には影響しない。
iPhone6Sが名機だ
買ったものを長く使うApple側の意図的な陳腐化に逆行する管理人です。
なぜ「iPhone6S」を使っているかの理由を解説していく!
そもそもiPhone7以降の端末の進化の無さが一覧によって理解できたと思います。
私達はスマホに何を求めますか?
使用時や動作の快適さには、メモリとバッテリーの大容量がユーザーにとって重要です。
買い替え需要の為にiosバージョンの非対応化させる事をする理由は、「ユーザーファースト」では無く「株主ファースト」だという事を理解してくださいね。
Apple端末とandroid端末
Appleのiosならメモリは2GBあれば十分です。
ソフト設計とハード設計が1対1の最適化が行えるため、データの処理が専用設計されているからです。
アンドロイド端末は、各社がハード設計(様々なCPUに仮想化)を行っているので1対多になるので、専用設計では無いのです。
厳密には
- ios:AOTコンパイルで、起動速度が速く、メモリ効率が良いのが特徴です。
- android:JITコンパイルで、起動速度が遅く、メモリ効率が悪いのが特徴です。
つまり
Apple端末のメモリ容量が少なくて済むのに対して、アンドロイド端末は、メモリ容量が大きい必要があるのです。
さらに
大容量のメモリ搭載は、バッテリー消費も増えるのでバッテリーが大きくなり端末価格が増加します。
私がスマホに求めるのは安定感
安定感の尺度として3つあり
- 動作速度が速い
- バッテリー消費速度が遅い
- 通信速度が速い
長く使う事を考えると、交換部品が安い事も大切だと考えます。
iPhone6Sのバッテリーやコネクタ類の交換品がAmazonなどで数千円で手に入りので、メンテナンスコストも低く抑える事が出来ます。
もっと言えば
iPhone6S以降の端末の進化は、殆ど無いと言えます
つまり進化が無く
価格分のユーザー体験が無いと言えます
さて
新機種のiPhone12が欲しいですか?
iPhone12でも
- バッテリーの進化が無く
- CPUの進化の実感は出来ず
本当に必要な「メモリやストレージの大容量化」が無いので長く使う事が出来ません。
5G通信はスマホの為の規格では無いので、我々ユーザーは気にする必要が無くインフラ整備に数年後必要ですから今対応している必要はありません。
買い替え時の価値基準
スマホが完全に破損または紛失時など買い替えに迫られた時のポイントは、以下の点が大きい物を選ぶようにいしています。
- バッテリー性能
- メモリ(RAM)容量
- 二次キャッシュの容量
カメラ性能やデザインは個人の趣味ですから自由だと思います。
それでもカメラ性能にこだわるのであればiPhone 12 Proを選ぶしかないと思う。
意図的陳腐化や意図的老朽化といわれる手法に興味がある方は以下の書籍読むと面白いかもしれないね。
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