生の演奏、生の声・・・
2020年は、人の声がしない町、人がいない繁華街、ネオン街から明かりが消えた年
新型コロナウイルス(以下、コロナ)の影響で公演が延期や中止が繰り返された2020年
今年の2021年もコロナは健在で、日本国内も依然として我々の従来の普通を脅かしています。
希望を感じる事が少ない年明けを迎え
3か月が過ぎ
県内感染者も一時的な落ち着きを見せ、人々の活動が活発しつつあると感じています。
それは、感染者数の増加で知ることが出来ますし、GoogleAIの感染者予測で知る事が出来ます。
予測があるのだから今の行動で未来を変えられるし、100メートル走の競技だと思ったらフルマラソンだったし未だにゴールは無い。だからこそ諦め感が漂っているのも十分に理解できる。
但し、海外の数万人規模の感染と死者数千人規模と比較して良いならば、我々の日本は低水準で推移しています。
気が緩めば海外の事例になると私は考えますが、私が所属する1つの多くのメンバーはそうではないようで、考え方は色々あるなぁと思う経験もしました。
さて
深刻で憂鬱な日々のニュースから離れ、ネットフリックスの動画から離れて
物理的な経験も情報的な経験できる”音楽”に出会いました。
それは
「TONY HOWZE PRESENTS Streaming LIVE “HOPE”
MITSUKO MORI(Vo)TONY HOWZE(Vo)TAKAKO TOGII(p.f.)」
です。
コロナの影響で会場内でドリンクを飲むことが出来ず、会場外で飲むスタイルに変更されていた。
ドレスコードの無い、敷居が低いliveスタジオ!
今回は、言語豊かなステージで楽しかった。英語…イタリア語…etc
3人が別々の言語で進行する様子は、ライブ配信先で視聴されている海外勢の方向け
live配信では、開始前から約50人が同時視聴から始まった・・・
先生から5か国語位話せよと笑われた記憶が蘇る(ハハ絶望)
日本語は不在です(笑)
普段なら反響版のあるステージで行われているし、マイク無しで地声で人の心臓に突き刺さる音を出す声とピアノがマイクを通して会場に響き渡る。
ライブ配信終了後の会場のアンコールから日本語へ切替わる不思議な舞台でした。
トニーさんのライブは毎回英語だけどね。
マイクの制約から声量を抑えたりマイクから離れるなど、普段と違う環境で苦労したと思う。
だって音に敏感な方々だから・・・
いつもとは違う雰囲気のトニーさんのライブは新鮮で、ギターもベースもドラムもないシンプルな構成
演目も様々な国の音楽を聴けて・・・不思議だった。パイプオルガンの演奏を聞いたことがあったけど、今回初めて、「アヴェマリア」の歌声を聞けたのも何だか嬉しかった。
海外の情勢、コロナの影響などタイミングが揃った事で今回のライブが企画された事は、惑星直列くらい偶然が重なったと思います。
私達は、その機会に立ち会えて幸せでした。
今回も「あっ鳥肌が立った」この感覚が好きだ
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