iPhoneのバックアップ方法は主に2種類ある。一つはiTunes(PC)を使う方法、もう一つはiPhone単独の方法。それぞれのメリット・デメリットがあるので紹介していく。
iPhone⇒iPhoneの機種変更
iPhoneアプリのデータ移行で、ホーム画面のアプリ配列やアプリデータの移行だけなら、iTunesとiCloudのどちらでも同じです。
しかし
iCloudの場合、壁紙設定や通話履歴などのデータ・一部のアプリデータなどが移行できないので完全に移行する為には、iTunesしか方法がない。
- iTunesを使っても【[#1]iPhoneをスマホ機種変更時の[移行の準備8つ]】で紹介したアプリのデータは引き継げないので、同様の作業が必要になる。
- 必ず[#1]作業が完了した後に以下の作業を行って下さい。データの復元が不可能になります。
iTunes(PC)とiCloud(iPhone本体)
iPhoneの機種変更時に必要なアプリのデータ移行作業には、新端末のOSバージョンによって使えるソフトウェアや手段が変わってくるので画一的な解説は不可能だ。
しかし旧端末の紛失等によって正常に動作等が不可能な状況においては以下の従来からある方法が簡単で有効です。
iPhoneからiPhoneというApple製での機種変更の場合は、以下の2つの方法がある。
iTunes(PC)から
PCで【iTunesソフトウェア】を使ってデータをバックアップする方法
【iTunesソフトウェア】を使うとPC内にiphneのバックアップデータが保存される。
その際に必ず【暗号化】を☑チェックしてバックアップを行って下さい。データが暗合されて保存される事に加えて「LINE」などの一部アプリは、バックアップ時に暗号化が必須になっているので、暗号化の設定をしていないとバックアップされない場合があります。
旧端末のバックアップ[作成]
- 旧端末とLightningケーブルでPCに接続する
- PCで【iTunesソフトウェア】を起動する
- バックアップ欄にある【このコンピュータ】と【iPhoneのバックアップを暗号化】を☑チェックする
- 【復元用パスワード】を設定する
- PCに暗号化してバックアップ開始・完了
バックアップ完了後に以下の作業を行って下さい。
新端末へバックアップ[復元]
- 新端末とLightningケーブルでPCに接続する
- PCで【iTunesソフトウェア】を起動する
- バックアップ欄にある【このバックアップから復元】を☑チェックする
- バックアップ一覧から【最新のデータ】を選択する
- 【次へ】を選択する
- 【復元用パスワード】を入力する
- PCからiPhoneへデータの復元が開始・完了
iCloud(iPhone本体)から
iCloudでバックアップする場合、無料は[5GB]ですが端末の容量[GB]がそれよりも大きいので、[50GB]・[200GB]・[2TB]等の有料プランの契約が必要になる。
- お金を掛けたくない方は、【iTunes(PC)】一択ですね。
- 一時的に容量を上げて、移行が終わったら無料の[5GB]に戻す方法もあります。過去にはこの方法で行いました。
事前にiCloud容量[GB]を増やさずにバックアップすると、完全なバックアップが出来ないことになります。
旧端末のバックアップ[作成]
- 旧端末のiPhone>ホーム画面>⚙設定アイコン>
- 一番上の【自分の名前】を選択する
- 【iCloud】を選択する
- 【iCloudバックアップ】をオンにする
- 【今すぐバックアップを作成】を選択する
- クラウド上に暗号化バックアップ開始・完了
バックアップ完了後に以下の作業を行って下さい。
新旧端末が在る場合
新端末へバックアップ[復元]
- 新端末と旧端末を横に並べる
- 2台ともホームボタンを押す
- 旧端末で[新しいiPhoneを設定]が表示され【続ける】を選択する
- 旧端末で[青色の模様が動く]
- 新端末のカメラで旧端末の[青色の模様]をカメラで映す
- 【手動で認証】を選択する
- 新端末でパスコードなどの設定をする
- その他の初期設定を行う
- バックアップの復元が開始・完了
新旧端末が無い場合
新端末へバックアップ[復元]
- 新端末で初期設定を行う
- データの復元方法で【iCloudからデータの引継ぎ】を選択する
- アカウント情報を入力する
- バックアップの復元が開始・完了
iPhone⇒Android
iPhoneからAndroidへの移行作業では、iPhone同士の移行に比べて全てのデータが移行される事は無い。
【Wondershare TunesGo】などのバックアップからの移行が一般的です。
コメント