こんにちは、カイエンです。
中国の「ゼロコロナ政策」から「ウィズコロナ政策」へ変わり、各階層で鶴の一声の元で活発に動きが出てきました。
「ゼロコロナ政策」から「ウィズコロナ政策」へ
中国の武漢に2020年から世界的に広がりパンデミックになりましたが、2年を過ぎて中国の問題として今に至ります。
経済の再開と正常化への圧力が高まっていて、”デモ”も利用して世界経済の中で存在感を示そうと注目を集めていますね。
人の移動と消費が戻ってくれば、所得のサイクルも戻るので、海外旅行でインフレも懸念されています。
各国で政治問題となっているコロナ政策は、コロナ感染防止のための行動制限や移動制限を解除して経済活動を再開し正常化ですから、中国入国5日+3日の強制隔離と自主隔離のミックスも解除され、国際線の航空機便数も制限されていたものが従来に戻る。
これらの流動性の増加にともなうコロナ陽性者をカバーする医療体制が耐えれることが前提ですから、従来の大規模PCR検査して隔離するルール変更は必須。
2020年に武漢をロックダウンする。大規模軍事演習に見える行動を行い各種アプリによって人民の行動をGPSとスマホの近接通信によって完全把握を行いました。
採算度外視で人道的視点を無視してでも動員を行い、犠牲者がでたももの成功したように見える結果となりました。
従来のワクチンとmRNAワクチンの2項対立によって後者は経済の再開を選択しました。
ゼロコロナ政策の手段が目的化し他の選択肢を責任ある立場の人々が選択できない状態に陥りました。
広い国土と人口の中国が医療インフラや資源を拡充しても人の拡充は、数か月では不可能ですから、時間稼ぎしている間に根絶方向へ向かいたかったが、感染力が強く宿主を殺さない弱毒化と表現される状態へ変わり、各地で感染者が発見が相次ぎ無理ゲー状態。
都市部国籍と田舎部国籍のように一度に全員に配る事は、無理で都市部を優先すれば農村部が、農村部を優先すれば都市部がと反発必須でした。今でも都市部の発展を農村部によって支え嫉妬や不便さを抑圧していましたが限界なのは直ぐにわかります。
ロックダウン下で、餓死、病死など現実に起こった例として
- 国内旅行先でロックダウンになり帰宅が不可能になる
- 配達先のビルがロックダウンになりビルから外出が不可能になる
- マンションや部屋に食べ物が無いけどロックダウンになり食料が無く餓死する
- 体調が悪く緊急性があるが検査+隔離5日後でないと病院に入る事が不可能
- 部屋と部屋の壁を壊して食べ物を融通しあう
- 外のホームレスにお金を渡して食料品などを届けてもらう
- 動物を飼っていたが、家主がコロナで殺された
- 家主がコロナ隔離中で、動物が餓死した
あらゆる批判が上に向かうけど、SNSで批判は命取りなので誰もできず。上の失敗は下の担当者が悪いまたは勝手にやったことになり、ゼロコロナ政策は維持される。誰も触れられない政策として温存される結果になった。
PCR検査は日常的にある
ワクチン接種してもコロナ陽性なら隔離の対象
中国の高齢者から「簡単に薬を頼るな”体が反応しているのだから悪いものを全て出すまで待て”」といわれてことを思い出す。中国国内の高齢者のワクチン接種率は低いままだったのは納得した。
初期のコロナの恐怖を情動的に植え付けられた人々は、コロナを避けるために人道無視や制限を望んで行った。強い政府、リーダーシップの政府と自慢だったが、今でも+感情が-感情へ逆転したので、専制政権であっても都市部の人々から”デモ”が起きた。
西側諸国に対して「人道的対応」「検査と隔離の速さ」を売りに成功した中国は、”経済の再開”とは最高指導者の決断として明快で、問題が起きれば責任問題だし、恐怖する市民が病院に押し寄せ機能マヒするリスクも依然と高い。
今でも大きい病院の予約が一杯で、コロナを受け入れるキャパは無い
- コロナ恐怖脳をプロパガンダによって取り除く
- 大規模PCR検査を辞める
- 公共交通機関の入場時の健康証明を辞める
- 都市部のロックダウンを辞める
- 自宅隔離を推奨し困れば相談連絡と医療関係者につながる安心を伝える
- 国内旅行時の必須アプリの機能停止
- 国外から国内へ来る人々への3つのアプリ(陰性証明、GPS位置情報提供、健康コード)の機能停止
中国のiPhone工場から従業員脱出、職場での隔離逃れようと
今までも説明と緩和に関し整合性を持たせつつ緩和する方向へ舵を切り
中国政府が「ゼロコロナ政策」大幅緩和 陽性者の自宅隔離認める
北京への移動規制緩和 コンビニ入店チェックなし
規制緩和のテストを各都市部で行い、問題が起きなければその他の都市部でも順次同様の政策が展開される
素早く”緩和”できるから、やっぱり”規制強化”という事も可能といえ、年内は様子見の我々
2023年に全人代で習近平国家主席3選が決定されれば、経済再開後の”リスク”も取りやすく。それまでは全地域的な「ウィズコロナ政策」へゆっくり進む。
暴動レベルの”デモ”は、党と民の全面対決に見えて天安門事件の再来かと西側メディアは騒ぎ立てるので、なし崩し的に経済再開へ向かう可能性が高かった。
中国国内の度重なるロックダウンは、工場回帰で日本への動きや別の海外へ工場移転をコロナ政策が加速させた。
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私は、来年までは様子見しようと友人を中国に見送りながら思う。
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