ミニマリストと言う原点回帰?

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そうだ田舎に行こう!何ら移住しちゃえ!!テレビでもネットでもそんな感じですよね。

田舎でゆったり暮らしたいですか?

ミニマリストというのも流行っている訳ですが、何を勘違いしたか物が無い事荷物が極小の自慢大会になったりしていて、いやいや一ミリも理解をしてねーな思うんですよ。

まぁ自由にすればいいとは思う

原点回帰だよ

日本の場合は、自然崇拝だったり八百万の神と言うくらい自然との共生や意識が普通だった時代があるんで、江戸時代なんか町屋とかみても物が沢山ある光景では無いですよね。

現代になって物が溢れたし所得も伸びなさそうだからミニマリズムが流行っていると言うよりも過去により戻しが来ているのではと思うんです。

鉄筋コンクリートに囲まれた環境よりも、自然を触れたい見たい願望がありますよね。だって、花見や紅葉狩りなどに行く事だってありますよね。

東京の新宿に居た時は、朝から夜まで人と物で溢れていて疲れていたんです。

もちろん、都会が好きな方も居ると思います。でも一生都会に居るかと言えば便利からいるだけで、その他の理由はあまり無い様な気がするんです。

ゆったりとした生活は田舎で、バシバシ働くなら都会っていう生活が一番合っているよね。

結局さミニマリズム

必要な物にフォーカスして、それ以外を持たない、そんなモノ・物質主義から一歩引いた感覚をミニマリストは持っているのだと思います。

高度経済成長の時にはそれが正義でしたし希望も成長も感じられましたし、活気が何よりもありました。

中国の経済成長が一段落して、投資バブルも弾けた実感がある現在では、買い物袋を抱えた人を見る事は稀です。消費がネット通販に移った事もありますが、消費は落ちていると実感します。

日本も中国もカエ・買え・もっと買え、使って

実際日本には家具の類がいっさいない。せいぜい部屋の片隅に、長さ一メートル、幅、高さともに六十センチのこんろに似た持ち運びのできる小さな竈があるくらいのものだが、家族の質素な食事を用意するには、それでじゅうぶん間に合う。

日本に来て私は、ヨーロッパで必要不可欠だとみなされていたものの大部分は、もともとあったものではなく、文明がつくりだしたものであることに気がついた。寝室を満たしている豪華な家具調度など、ちっとも必要ではないし、それらが便利だと思うのはただ慣れ親しんでいるからにすぎないこと、それらぬきでもじゅうぶんやっていけるのだとわかったのである。
出典元・引用文献:シュリーマン旅行記 清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))

私達が物質的な豊かさを求めた結果、物質からの解放としての原点回帰が、無印良品などのシンプルなデザインが流行し、機能をそぎ落として家電が流行のは普通の事なんだと思います。

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