新型コロナウイルスに限らず被害が発生しています。
『片対数グラフ』
片対数グラフなので見方が難しいかもしれないが、日本のグラフを見ると直線状に増加している。他国と比較すれば増加傾向は緩やかと言える。
勿論、日本国内の感染者発見ベースで増加傾向にあるが、他国の様に指数関数的な増加には至っていない。
少なくとも現状維持を続けている。
懸念されているのはクラスターを形成、トレースできない感染者が増えているのが問題の東京だ。
参考記事:「北海道モデル成功」、「全国的に流行減少の兆し」だが予断を許さず
検査数が少ないから本当は多いはずで検査すべきだと意見がある。しかし日本は全数検査の戦略をとっていない。必要ないからである。必要なのは重症化する感染者の把握とケア、そして「通常の医療体制の維持」医療リソースをパンクさせない事だ。
その意味で医療関係者の方々の言うように成功をしている。
彼らはプロなので結果を出す事と医療関係者の感染者が出ない事を望む。
感染者数グラフ:日本は引き続き抑止に成功。
2020年3月27日のデータによれば・・・。
出典元・引用文献:Coronavirus tracked: the latest figures as the pandemic spreads | Free to rea
死亡者数グラフ:日本は安定抑止。
2020年3月27日のデータによれば・・・。
出典元・引用文献:Coronavirus tracked: the latest figures as the pandemic spreads | Free to rea
人と距離を置く理由
新型コロナウイルス(武漢肺炎:中国の研究者が命名)が流行と認定されている。どの状況下であっても出来る事は限られている。高齢者を中心に「人と距離を置く」ことが重要である。
入院する割合が70歳~90歳では24.3%、80歳以上では27.3%となっている。入院した場合に救急救命医療が必要な割合が70歳~79歳では43.2%、80歳以上は70.9%となっている。
日本の都道府県毎に感染確認数が異なるので、鳥取県と東京都のように一概にリスクを評価できない。
出典元・引用文献:独立行政法人経済産業研究所| 高齢者を中心に「人と距離を置く」ことの重要性
基礎疾患を考慮に入れるとリスクが上昇する。
出典元・引用文献:独立行政法人経済産業研究所|新型コロナウイルスとEBPM(証拠に基づく政策作り)
終わりに
感染症に関しても専門家がいる。医学の中で人気の分野ではないが、専門家プロが日本語で本を出版されているので1冊紹介する。
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