釣りガチ勢の皆さん、これは「釣り初心者と釣りするならこんな考えだよ」と言うものであって、他人から見れば苦行のような釣りを完遂する方向けでありません。
釣りに対する考えをまとめました。
初心者と釣りをする為に
2つの海燕
海燕は、主に2つの側面を持っています。このブログでも堤防釣りや船釣りを紹介していますが、その性格は全くの別もです。
- 海燕組は、魚に触れない、魚を食べれないけど釣りをして、「趣味」で年に数回釣行に行く程度です。
- 海燕隊は、漁師など「船」でのガチの釣り勢です。
何故釣りがしんどいのか
釣りと言うと重装備なイメージがあります。
初心者の方がいきなり釣りに行くハードルは高く、知り合いの釣り人と一緒に始めるのが多いと思います。
釣りガチ勢と行くとしんどい。
釣り人だから、業種や釣り方法に潮の満潮や干潮などを考慮して、善意で釣れる釣りを初心者に教えると思います。
でもしんどい
準備が多過ぎるのです。そんなの無理で行きたくなくなってしまう
それはあなたのせいではなく、技術もあなた自身の問題ではなく、置かれている環境のせいなのです。
ハイレベルな釣りがしんどさの原因
サビキ釣り、太刀魚釣り、エギング、アジング、メバリング、ショアジギング、タイラバ釣り・・・と言う状況だと、それぞれの道具が必要になってきます。
そうです、釣り人に求められるレベルが高すぎるのです。
日本人口の減少とマイナーな釣りですし、社会が豊かになったので、Netflixやスマホゲームなど手軽で満足感のある遊びは増えましたから釣りをする人も減少傾向にあります。
そもそも釣りはシンプルで良かったはずですが、いつからから道具が専門化して増えてきました。
釣りの技術、魚や仕掛けの知識、手先の器用さ。求められるもの多すぎます。スマホの使い方も電話帳の使い方もわからないのに糸の結び方までプレッシャーが高いです。
そもそも「釣り」とひと言で言っても、ただ「魚を釣る」ことだけではありませんよね。釣れている魚を調べ、釣れている場所を調べて選ぶ、必要な竿や仕掛けやエサなどの買い物、釣りの準備、釣り、釣りの後片付け、釣り場の掃除など挙げ出したらキリがない。
一人で担当するには役割が大きすぎて負担で精神的にも物理的にもしんどくなってしまう。
「魚釣り」だけ考えると楽しいけど、一人だとしんどいですよね。全て整えられた状態で釣りがスタートできるような環境なら、釣り以外から解放されたら気持ちが楽なるはずです。
実際それは無理でも、協力者がいると「しんどさ」の軽減になるともいます。
釣り人の苦しみと憎しみ
限られた時間の中で釣り初心者の為に一生懸命計画し準備をして釣りに行っても、感謝されず文句を言われ全く報われないことがあります。
魚釣りだから釣れなければならないと思いサヨリ釣りに出かけて、サヨリが釣れました。しかし、『魚が小さすぎる』と言う返事が来ました。
普段見てる釣り動画が、マグロやハマチや鯛などの映像のインパクトのあるものだったからです。
釣り初心者にいきなり無理だと私達は考えてしまうけど、「釣りをするだけの人」には通じません。
『クッ』と我慢するのです
釣り人の我慢がパートナーへの憎しみに変わるのです。
この「あげたのに」何で?を解消するには「釣りをするだけの人」の意識がわからないと始まらないのです。
そもそも
釣り人の無意識のハードルも変えなければなりません。
- 海に行かなければならない
- 川に行かなければならない
- 釣れなければならない
これが、無意識のハードルです。
釣りの目的は、「釣ること」ではなく基本的に「釣りを通して時間を共有し幸せになる」と言え考え方です。
だからこそ、釣りに対して無理をしないし、できる範囲で協力して楽しむ。
釣りがしんどいなら、しない自由もある。
釣り人のこだわりは自分のためだけ、自分のこだわりは相手のこだわりではないから、こだわりを捨てる事で見えてくることが意外に多いのかも知れません。
こだわりを守る為に釣りをすると、自分の理想を追求して釣り方や釣れないとイライラする。しかし、相手にとってはどうでも良い事です。
大好きな釣りの時間を辛い時間に変えない為に、こだわりを捨てる。
『釣りは坊主で当たり前、釣れない魚は次釣れる時まで成長させる時間』と考えると心に余裕が出てきました。この考えの元は、『パチンコでイライラしている人を見たプロが彼らは素人だね。儲からなくて当たり前、負けを楽しむのが博打なんだよ』と言う言葉が元になっています。
簡単に単純に便利な釣りがしたい
私の相棒は、魚に触れないし食べることも苦手ですから、釣り続けるうちにルールが出来上がりました。
マイルール
- 釣れない期間は釣りに行かない
- 釣りそのものよりも釣りが便利になるモノを買い揃える
- 釣り場は、安全な場所のみ
- 女性なら近くにトイレがある
私達の釣り道具セットには、ガスコンロ、ヤカン、水、イス、インスタントコーヒー、カップラーメン、おむすびを運ぶキャリアーと釣り道具です。
釣り道具は、ライフジャケット、竿一つと仕掛け(予備を含む)、水汲バケツ、クーラーボックス、魚用の氷だけです。
釣りの道具は減らしていいのです。
釣りには3つあると思います。
仕事の釣り
プロアングラーやメーカーと契約している方、写真動画映えする魚を釣り、撮影したり、売れる魚を釣る方々です。
趣味の釣り
自分のために好きなものを好きなだけ追求し採算度返しに没頭する方々です。
家族の釣り
プライベートだけど複数人で釣りです。大きい魚も売れる魚も高い道具も必要のない、パッと行ってパッと帰宅する釣りです。
釣りは「適当」で良い
川釣りも海釣りも何でもいいし、アジングをしても良い。しんどいなら「省略して簡単」でも良いと言う範囲を持っていると楽になります。
- 釣りに行かない
- スーパーで買う
- 川魚の管理釣り場に行く
- 海魚の管理釣り場に行く
- 海釣り公園に行く
- 川釣りに行く
- 海釣りに行く
- サビキ釣り
- 底物釣り
- 太刀魚釣り
- ショアジギング
- マグロ釣り
選択肢の幅のは広くて良い
釣りは人を幸せにするのか
釣り人口は減少しているのに、釣り場が減少しています。
釣りと調べると数百万件もの記事がヒットし、便利な一方で自分に合う釣りを見つけることが困難になりました。釣り竿や糸も仕掛けの種類も多い中から探して、釣りのスキルも上げる必要があるが、そもそも釣りを取り巻く環境や考え方を変える方が先ではないか。
しかし、意識改革も環境改善は、新たな負担増となっている。
分かりやすくてシンプルな釣りで余計なものをそぎ落とし工程を極力減らした釣りなら、釣りが楽しそうと感じてもらえる。
釣竿と仕掛けを排除する
釣りがしんどいと感じるなら、しんどいものを排除してみてはどうですか?釣りをするには、釣竿や仕掛けが必要ですが、使わない選択で気持ちが楽になります。
全部レンタルで釣れたら調理(下処理)もお願いできる。その場で調理したり、持って帰れば焼くだけと相手の負担も減りますし、魚が釣れます。
コメント