こんにちは、カイエンです。
釣りは一人でもできる孤独な人のイメージがありますが、その通りです。
釣り情報を個人で集めるには限界があり誰かの助けが必要だ。その意味で一人で釣果をたたき出すのは難しい。成功するにはキーマンとの出会いが大切だよね。
個人の成功はムズイ、成功者にぶら下がる道
人付き合いの苦手な方や、ヒトとの距離感が変な方や女性が釣りをして場所移動してくるストカー気質な方や高齢ピュアな方など堤防で合う人々はそれぞれ多彩ですよ。
離島や海が近い地域では釣りの話になる場合が多いので、釣りを通じたコミュニュケーションが生まれる。
ライフネット生命の出口治明さんは「人・本・旅」が人が学ぶ方法だと話している。
- 人付き合いが苦手で会うのが苦手な方は、本を読み
- 読書が苦手だから旅をする
- 遠出の旅が好きではないから人付き合いを大切にする
海外に行くときも本を持って行くのだが、『それで偉くなるのか?本を読むより人と会い話をしなさい』と先生に言われた事がきっかけで、人と会い人との繋がりを作る重要性を知ったのだがムズイ。
仕組みを作るには「本」を読み体系化された過去の知識を得るだけで十分だが、人生の成功を追求するなら「人」との関わりを避けられない。東大文学部の最高峰である法学部卒が国の中枢の要職に就くのは、「言語運用能力と大量の文書をさばく能力。そして人の動かし方」が最重要だからだ。
特に海外や知らない土地で頼れるものが「金」だけの人より「繋がり」を持っている方が優位だ。この考え方は国家に頼れず血の繋がりによって融通する華僑システムと同じだ。
その繋がりによって情報や問題解決することが多くある。「○○さんの知り合い」という人間関係のパワーワードは火力が高い。何故なら「他人」から「身内」という認識に代わるからだ。
与える人が成功する
成功を望むなら「他人に与えよ」と本書は力説する。成功は公開情報に無く人との繋がりによって得られるので「人脈」を最大化できる人が成功できる。
GIVE(ギバーの与える人)は、だれでも与えるわけではない。誰に対しても親切にすることと、成功の果実をTAKE(テイカーの奪う人)に渡すと搾取され続け成功はできない。相手と対峙すべきところでは立ち向かい自己主張をする人が成功する。
搾取する人を排除して与える人々同士の繋がりが「ボランティア」に参加する人々といえる。ボランティアを前提とした組織としてライオンズクラブやロータリークラブ・・・などがあるが、イイ人同士の繋がりを大切にしている。
嫌な人になる努力を辞める
人脈は、人が人を紹介してくれるから「いいひと」である必要がある。この良い人は作れるのだから本当に「いいひと」にならなくていいから「良い人を装う」だけで良い。
- 相手に共感
- 相手を褒める
- 相手が困っていたら「応援・手伝い・助ける」
- 忘れる
超情報化社会におけるサバイバル術 「いいひと」戦略 増補改訂版
幻覚資産を増大させよう
人の心が見えないように実力が数値化されないので、情報価値を高めて錯覚資産を相手に見せよう。自分に対する認知バイアスを利用して、良い面を強調して勘違いさせる。
一つの事で”役に立つ”や”優秀だ”という印象が、他の面でも秀でているに違いないと錯覚させる。それによって自分に対する評価が上がり、チャンスも増えていく。
同じ材質と製法でもブランドが有るのと無いのでは価格が全く違うように「自分のブランド価値」を上げる方法を教えてくれる本だ。
成功者の法則
成功者の法則という自己啓発本と勘違いされそうなタイトルだけど、ゴリゴリのネットワーク科学者が分析した書籍だ。
貴族社会が許されない世の中で”結社”を作った。その多くが「秘密結社」ではなく「学閥」という貴族社会の形成である。そこに属する人々で優遇される仲間同士の集まりだ。
貴族社会が残っているイギリスは、英チャールズ国王の戴冠式を行った。
参考記事:英チャールズ国王の戴冠式に参列したゲストたち──世界の王族やリーダーらが出席
社会的成功は、属する仕組みから受け取る報酬であり、パフォーマンスはゲームによって評価基準が異なる。
5つの成功の法則
- 成功の第1の法則:パフォーマンスが成功を促す。パフォーマンスが測定できない時には、ネットワークが成功を促す。
- 成功の第2の法則:パフォーマンスには上限があるが、成功には上限がない。
- 成功の第3の法則:過去の成功×適応度=将来の成功
- 成功の第四の法則:チームの成功にはバランスと多様性が不可欠だが、功績を認められるのはひとりだけだ。
- 成功の第五の法則:不屈の精神があれば、成功はいつでもやってくる。
評価が簡単な世界の成功
大谷翔平さんが属するプロスポーツなら勝利への貢献と実際の勝利であり、スポンサー数によって評価される。
水谷隼さんが属する卓球なら、卓球競技日本人初のシングルスでのオリンピックメダリスト、混合ダブルスの初代オリンピック金メダリスト、オリンピック世界初の三種目トリプルメダリストとして現役引退後もスポンサーがついている特例だ。
評価が難しい世界の成功
プロスポーツの評価はスポンサー数や報酬によって分かりやすく判断できる。美術館で展示されるような作品は、多くの展示会や美術館で展示され多くの人に見られる機会が必要だ。
評価さる機会の最大化に必要なのが「繋がり」であり、人と人を結びつけるキーマンに近ければ近いほど成功する可能性が高まる。
赤の他人から認められるには「技術と実力」が必要だが、表彰される機会などにたどり着けなければ話にならない。
釣りプロなら圧倒的な釣果が必要だ。将棋や囲碁でも若くしてプロになり勝ち進むことが求められる分野は、自分のスキルアップに専念して飲み会に行く時間は無い。
評価を測定しにくい分野の社会活動では、人脈作りに積極的に参加する必要がある。人付き合いを避けることで失うものがある事を本書を知ることが出来る。
終わりに
自己啓発本を読むユーザーの多くは、読後感に酔いしれ成功した感覚に襲われる。売れる自己啓発本は内容がいくら薄くても「読んだ後味の満足感が高い」く、実際には成功できない。
成功者は実際に行動した人だった。
行動あるのみ!
釣れる魚は大きければ大きいほど良い
魚を釣るには釣り場に行かなければならないのだ。
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不健康な生活が続きデブ活がはかどってしょうがない。堤防飯も調理不要で賞味期限が1年もあるパウチ入りでゴミもかさばらない「健康シリーズ」ばっかり食べてる。
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