人間の体には様々なホルモンなどがある以下のように、それぞれの役割が分かっている。
- レプチン:体脂肪の増減など調節を主に行う
- グレリン:食欲を増進せる
- ペプチドYY、コレシストキニン:満腹の信号を出す
ホルモンとは、標的細胞に情報を伝達する微分子をいう。
インスリンは、体の血中のブドウ糖(グルコース)をエネルギーとして使うよう情報を全身の細胞に伝達する物質である。つまり血糖値をコントロール(調節)する働きがある。
インスリンは、インスリン受容体に働きかけてグルコースを細胞内に摂り込ませる。
私達が、食事をする時に、食べ物が身体に入ってくる。胃や小腸で分解消化されたんぱく質はアミノ酸へ、脂質は脂肪酸に分解される時に、炭水化物は糖が繋がってできているので、単糖類にまで分解される。食物繊維の場合は、分解吸収されずに体内を通過していく。
精製された炭水化物は食物を摂取(食べた)した時よりも血糖値が上がりやすくインスリンの分泌も促される。
- 食べ物を食べる
- 炭水化物を分解して、大量のブドウ糖(グリコース)が出来る
- 大量のグルコースを血中から放出させる
- 細胞に蓄える(摂り込ませる)
- インスリンが体内のグルコースをグリコーゲンに変えて肝臓に蓄える
- 肝臓の要領には限度があるので、容量を超えると炭水化物は脂肪として蓄える(体脂肪)
- 5~6時間後に血糖(グルコース)とインスリンの量が減る為、脳や筋肉など臓器で使うことが出来るエネルギーのグルコースが減る。
- 肝臓がグリコーゲンを分解してグリコースにして、エネルギーとして体内で使う
⑦⑧の段階は、主に夜の睡眠中に行われる。何故なら食べない時間だからだ。
つまり、何も食べない時は、インスリンの分泌量が減り糖や体脂肪を減らす働きを開始しているのだ。
さらに、食べている時間と食べていない時間のバランスがとれていれば、貯蔵と消費のバランスもとれている。
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