ドローンの[操縦士]を目指す人が急増しています。趣味なら操縦士の証明は不要でしょうが、ビジネスとなればスクールに通った経歴と資格取得は必須と言えます。
担当者の方から良く聞かれる言葉は・・・
ドローン操縦は、趣味それかスクールに通ったの?
資格取得者は居ますか?
と言えたら安心と信頼が出来るから仕事を頼もうかと考えるよね。
民間資格は3つ
私は中国に居たので、DJIに馴染みがありますが、主に日本では以下の3つがドローン操縦士を目指す場合に、資格の認定をしています。
- DJI CAMP(DJI JAPAN)認定資格
- ドローン操縦士協会(DPA)認定資格
- 日本UAS産業振興協議会(JUIDA)認定資格
ドローン操縦士の概要と費用
先程、3つと紹介しましたが民間資格なので、それぞれ資格概要が異なります。
DJI CAMP(DJI JAPAN)技能資格
2015年時点で世界シェアの7割超を占める商用ドローン業界の最大手が主催。
公式サイトDJI
特徴
特徴は、法人・個人事業主の方が対象で、DJI製品に特化した養成プログラムがDJICAMP認定資格になる。
ドローン保険の割引
DJICAMP認定資格取得者は、DJIJAPANが取り扱うドローンにDJI賠償責任保険が約10%割引されます。
DJI CAMP技能資格証明
資格 | 受講料 | 認定書発行費用 |
DJIマスター | 非公開 | 非公開 |
DJI CAMP技能資格証明に申し込み、所定のカリキュラムを修了すると取得できる。
資格 | 受講料 | 認定書発行費用 |
DJIインストラクター | 10万(税別) | 15,000円(税別) |
DJI CAMPが定めるインストラクター向けのカリキュラムを修了すると取得できる資格
資格 | 受講料 | 認定書発行費用 |
DJIスペシャリスト | 5万~10万円(税別) | 15,000円(税別) |
DJI CAMPが定めるスペシャリスト向けのカリキュラムを修了すると取得できる資格
ドローン操縦士協会(DPA)資格試験
DPAは、ドローン(無人航空機)の認定制度を2016年から始めた。
公式サイトドローン操縦士協会
特徴
特徴としては、ドローン操縦の実技技術のみを習得できるカリキュラムとなっている。
資格試験
資格 | 受講料 | 認定書発行費用 |
ドローン操縦士回転翼 3級 |
20万円(税別) | 12,000円(税込) |
ドローン操縦士回転翼 2級 |
制度設計中 | 制度設計中 |
ドローン操縦士回転翼 1級 |
制度設計中 | 制度設計中 |
DPA認定ドローンスクールにて所定のカリキュラムを修了し、DPAに申請する。
資格 | 受講料 | 認定書発行費用 |
ドローン操縦士回転翼 3級インストラクター |
非公開 | 非公開 |
ドローン操縦士回転翼 2級インストラクター |
制度設計中 | 制度設計中 |
ドローン操縦士回転翼 1級インストラクター |
制度設計中 | 制度設計中 |
DPA認定ドローンスクールにて所定のカリキュラムを修了し、DPAに申請する。
日本UAS産業振興協議会(JUIDA)認定資格
一般社団法人「JUIDA」は、日本で初めてとなるドローン(無人航空機)の操縦士および安全運航管理者養成スクールの認定制度を2015年10月から始めた。
公式サイト日本UAS産業振興協議会
特徴
特徴としては、ドローン操縦の実技技術に加えて座学(関連法制など)も勉強が出来るカリキュラムとなっている。
ドローン保険
JUIDA認定資格取得者は、認定ライセンス付帯型保険制度「DPAドローン総合保険制度」に加入出来る。
認定資格
資格 | 受講料 | 認定書発行費用 |
無人航空機操縦技能 | 20万~40万円(税別) | 20,000円(税別) |
JUIDA認定ドローンスクールにて所定のカリキュラムを修了し、JUIDAに申請する。
資格 | 受講料 | 認定書発行費用 |
インストラクター | 非公開 | 非公開 |
JUIDA認定ドローンスクールの推薦者で所定のカリキュラムを修了し、JUIDAに申請する。
資格 | 受講料 | 認定書発行費用 |
インストラクター | 5万~7万円(税別) | 15,000円(税別) |
JUIDA認定ドローンスクールにて所定のカリキュラムを修了し、JUIDAに申請する。
終わりに
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