現代社会で睡眠不足は深刻な問題となっている。電気の発明以降24時間太陽のように光を得ることに成功したからだ。
その反面、私達は睡眠不足に悩まされ、睡眠時間の減少が問題視されつつある。
Association of short sleep duration with weight gain and obesity at 1-year follow-up: a large-scale prospective study.とThe association between short sleep duration and obesity in young adults: a 13-year prospective study.によれば、短時間睡眠と体重増加には関係がある事が認められているので、睡眠不足は太るのだ。
Meta-analysis of short sleep duration and obesity in children and adults. によれば、5~6時間しか睡眠時間が無い人は体重増加リスクが50%増加する。やはり睡眠不足は良くないね。
もちろん睡眠不足はストレス要因なので、コルチゾールの分泌を促すので結果としてインスリン抵抗性を引き起こしてしまう。Adverse effects of 24 hours of sleep deprivation on cognition and stress hormones.によれば、たとえ一晩でも睡眠が不足したらコルチゾール値が100%以上も増加してしまう。Sleep loss results in an elevation of cortisol levels the next evening.によれば、このコルチゾールの値は、翌日の夜であっても37%~45%増加状態になっている。
他の問題として、Sleep Disturbance and Onset of Type 2 Diabetesによれば、睡眠不足は2型糖尿病のリスクが増すことも分かっている。
睡眠不足はなぜ太るのかと言えば、Short sleep duration is associated with reduced leptin, elevated ghrelin, and increased body mass index.によれば、8時間睡眠(睡眠時間が長い)と5時間睡眠(睡眠時間が短い)を比較した場合、満腹ホルモン(レプチン)が減少し食欲ホルモン(グレリン)が増える事と睡眠時間が短いと太る事が分かった。
痩せたければ寝よう!
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