ファスティング(断食)が最強のソリューションである。3食の食事で太る理由

ダイエット
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私達の体は、何を食べるかによってインスリンの分泌量が大きく変わる。アイスorカツ丼を食べるのか野菜を食べるのかだ。しかし、「何かを食べるか」の前に「いつ食べるのか」と言う最大の問題を考えないできたと思う。

いつ食べるのか」問題の難しいことは、メディアの広告収入に食品業界や飲食店が含まれる事だ。

もうわかってきたと思うが、「食べないほうが良い」という内容の番組は作りにくいのだ。

太るか太らないかを決める重要な要素に、一日の中でインスリン分泌量が少ない時間が時間がある事が決定的な違いとなる事を見逃しているから、「何かを食べる」事に終始してしまう。そして○○ダイエットという特集が組まれ、私達は痩せない努力が足りない意志力が足りなかったのだと自己完結してしまう。

本当は、1日の中で食べている時間が長いからなのに。

Energy density, portion size, and eating occasions: contributions to increased energy intake in the United States, 1977-2006.によれば、肥満になるのは、食事内容のバランスより食事回数が2倍も問題であることが分かっている。

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一日の食事回数を増やすと痩せる?

一日の食事量は同じで、食事回数を増やす方法が紹介された。

一日に6回の食事は、単純に一日3食だった頃に加えて3回間食が増えたのだ。食事と食事との間隔が30%減少し271分あったのに208分に減ったのだ。

食べている時間はインスリン分泌時間であり、食事をしていない時間(ファスティング)は、インスリン分泌が少ない時間なのだが、そのバランスが崩れた事になる。

残念な事に、Meal frequency and energy balance.によれば、食べる回数を増やすと代謝が上がるが、全体の代謝から考えると非常に小さいのだ。一日に6回食べなくても3回食べれば十分に代謝は上がるので同じなのだ。

Increased meal frequency does not promote greater weight loss in subjects who were prescribed an 8-week equi-energetic energy-restricted diet. によれば、食べる回数を増やしても減量に効果が無いのだ。

食事回数は増やさないほうが良いのだ。

なぜ3回も食事をするのか?

幼少期から繰り返し『きちんと3色食べましょう』教えられてきた。何かを食べる事にポジティブなイメージを持ち体に良いと思い込まされていたのだ。しかも健康的な生活を送るには必須と言われてだ。

現代は栄養も量も過多の時代だからこそ、ファスティング(断食)を考える必要が出てきてしまった。

車の中でも、映画館でもテレビを見ながら、屋台でもどこでも片手に食事がある事が普通であり豊かさの象徴でもあった。

その一方で、飲食業界は多額の資金を注ぎ込み消費者に食事を与え、反面肥満を減らす為にも多額の資金が注ぎ込まれている。

食事回数を減らされたら誰も儲からないからだ。

コンビニでもヘルシー志向の食事が並びカロリー表記までしてある。低カロリーだからとついつい手に取り食べる機会が増えてきた事で、常にインスリン値が高い状態になってしまう。

お菓子の多くが精製された炭水化物が多く含まれているので、さらにインスリン値を上昇される原因がそこにはある。

問題は、間食を辞める事が難しいことだ。食べる回数を減らしたいが、スーパーやコンビニやテレビCMを見ていると一日中食べる事へ頭が無意識に刷り込まれる。

テレビを消そう、コンビニは行かない事が現実的だろうか?

なかなか難しいのではないかと思おう。

コンビニに入る前に、買うものを決めて入ろう

飲み物は水と決めよう

それでも加糖飲料やお菓子を選択するのは個人の自由だと思う。

朝食は必要か?

朝お腹が空いていないのに、朝だからと朝食をしていないだろうか?

何故空腹感を感じないかと言えば、コルチゾールとアドレナリンが軽い闘争・逃走反応を促すような状態にあり、交感神経が活性化されているからだ。目覚めて直ぐに体を動かす準備は目覚める少し前から目覚めた後にもしているが、食べる準備は出来ていないのだ。

目覚めるとホルモンの働きによってグルコースが血中に放出されるので、筋肉を動かして活発に動作が可能だ。つまり、あえて食事をしなくても大丈夫なのだ。

朝食は、私達が社会の中で得た習慣に過ぎない

『朝食を抜くと代謝が悪くなる』と言われるが、The causal role of breakfast in energy balance and health: a randomized controlled trial in lean adults.によれば、英国バース大学が朝食に関するランダム化比較実験を行ったら、朝食の代謝応用作用は認められなかったのだ。

『朝食を食べないと太る』といわれるが、The effectiveness of breakfast recommendations on weight loss: a randomized controlled trialによれば、2014年に16週間に渡って行われた朝食のランダム化比較試験では、朝食を食べる事が減量に何の効果も無いことが分かった。

つまり、朝食とは大手食品業界、会社にとっては利幅の大きい加工された食品を提供する絶好のチャンスなのだ。しかし、それに私達のメリットは無いのが残念な結果になった。

食事の回数を減らすならコレを食べよう!?

食事によって減量を目指すならば、お菓子や加糖飲料をドカ食いする事が良いとは思わないと思う。

しかし、食事回数を減らしたからと言って、お菓子を食べてはだめなのだ。精製された炭水化物や加糖飲料を飲み食いしつつのファスティング(断食)や「野菜」を食べる意味が無くなってしまう。

野菜や果物などを食べる量を増やした分、その他の不健康そうな食べ物を減らす必要があるのだ。食物繊維を多く含む野菜や果物を食べる事で満腹感も得られるからね。

単純に『野菜を多く食べよう』では不十分で、間食にアイスやジュースを飲んでは台無しになってしまう。

Increased fruit and vegetable intake has no discernible effect on weight loss: a systematic review and meta-analysis.によれば、野菜や果物の摂取を増やしても体重を減らす効果が得られたものはなかった

野菜や果物を多く食べたからと言って菓子を食べていいわけではないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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