中国の社会は、性悪説を前提に構築され、日本は性善説を前提にされていると例えられる事が多いです。
大前提として全く違うよねと言う事です。
基本は疑い信じない
疑う事を前提としているから家族の団結は強いよね~
騙される事を前提とした生き方
トウモロコシや果物を購入する場合を考えてみよう。
市場で山積みになった大量のトウモロコシや果物が陳列されている。その中には新しい物から傷がついたものも古い物もある。
購入する数量などを伝えると適当に店員が選んで皿にのせる
日本ならこのまま購入して終わりだけど、中国ならその商品一つ一つの状態が悪くないかを確認をする
袋に包まれていたら店員が何を言おうと包みを取って中を確認する
そこまでしてやっと購入するのだ
果物の一つにコレ傷があるから交換と言うと
大丈夫だよと言われるけど
大丈夫じゃねーしと言うと最終的には交換してくれます
面倒な場合は全部返して返金してもらいますけどね
交換も返品が普通の社会
実店舗でもネットでの買い物でも、交換や返品は普通の事です。
日本人の様に心理的ハードルは無く、そのハードルは地面に埋まっているレベルで低いのです。
返品を依頼すると、淡々と返品と返金作業が行われて終わりです。
「ごめんなさい」も「すみません」も「申し訳ございませんでした」なんて無いです。
この光景はあらゆる場面で繰り返されるので、慣れてしまいました。
その商品は本当に、新しいのか?壊れていないのか?傷が無いのか?など注視する点がクソ多いのです。
しかも、お互いに相手を不信感を持って接しているので、対立は滅茶苦茶発生します。
特にタオバオ(ネットショップ)なら返品・交換・クレームは常時表示されているのでハードルがさらに低くなっています。
- 古い物を売っても、注文された商品を渡しただけで
- 古いと気付かなればそのまま
- 気づかれたら交換か返品をするけどね~
- でも古くても買う人いるし
的なノリだからしかたがないし、お互いに普通の事
現金の不信感もすげぇ
交換や返品どうように返金処理の場合、現金でするよりもアプリで行いますけど、現金の場合は、その紙幣が本物かどうかをチェックします。
紙幣は古くて汚い場合が多し、偽札も多いのです。
偽札は論外ですけど、汚い紙幣は誰も欲しくないでしょう?その場で綺麗な紙幣に交換してほしいと言えば交換してもらえますけど、無いと言いわれたり気付かなかった場合は仕方がありません。
だから、別の場所でその紙幣を支払い時に渡して他の紙幣は無いと言って支払いを済ませます。
こうして古い紙幣がたらい回しに合う事で、更に汚くなっていきます。
終わりに
日本の買い物が凄く楽だと感じるのは支払いの時に、料金が決まっていて値切る必要が無い事や古い商品を購入する事も保々無いですから安心ですよね。
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