新型コロナウイルスの震源地の中国武漢市ですが、上海などへ戻っていく日本人や韓国人の方などが増えてきています。
その際の注意点を簡単に紹介します。
中国上海の注意点
中国当局が市民への監視を強めています。公式のサイトをチェックしてください。
私の基本行動指針
私が中国生活で気を付けている事を紹介します。国立感染症研究所新型インフルエンザ対策行動計画を参考にしています。
私の体調管理
自宅にて、悪寒、発熱、全身倦怠感、筋肉痛、食欲不振、呼吸器症状、消化器症状を自己チェックする。
さらに体温を測定する。
私の基本行動指針
- 検温・マスク。
- 人と1m~2m程度距離を置く。
- 人混みを避ける。
- エレベーター(飛沫感染しやすい環境)に乗るときはマスクは必要。スイッチも手袋をして押すか素手以外で押す。
- 可能なら階段を使う。
- 対面で話さない。
- 現金を使わずに非接触QRコード支払いをする。
- 帰宅時や食事前など逐次手洗を行う。
- タクシーの助手席に座らず後部座席に座る。
- 栄養のある食事と良く寝る
地下鉄・バスの乗り方。
中国CDCが地下鉄・バスの乗り方を紹介していますので、利用される方も参考になると思います。
- マスクを常時着用し外さない。
- 疫区域以外は普通のマスクでも充分です。
- つり革や取っ手を握る際は、普通の手袋をする。
- クシャミエチケットの確実な実施する。
- 通勤・移動ルートを復習し記録する。
- 体調不良時には申告する。
外出時にはマスク着用
屋外に外出される際には、マスク着用が必須です。市民の外出やマスク着用の有無、体温チェックを公安警察が行っています。
体温測定の実施
スーパーや銀行などでも体温測定>(37.5℃〜)が行われていますし、マスクを着用していないと入店は出来ません。
体温測定機(サーモグラフィー)を搭載したバスもあるので、自分の基礎体温にも注意が必要です。
2週間の自宅医学観察
上海市外(日本国)から来る全ての方は、法的な根拠のある2週間の自宅医学観察が必要になります。
この自宅医学観察や隔離を拒否すると刑法で処罰される場合もあります。
⇓⇓中国では感染防止のために、様々な法律が適用されています>⇓⇓
地下鉄の入場制限
新型コロナウイルス肺炎によって公共交通機関に変更点があります。
上海地下鉄の場合・・・2020年3月2日から朝のラッシュ時に17の駅で入場制限が計画されています。
中国病院について
上海の場合、発熱専用外来を持つ病院は開店しています。当然、発熱専用外来を持つ24時間総合病院の各科も通常通りに営業を行っています。
もしも、発熱した場合でも強制収容されるデマが流布されています。
実際には、
- 普通の病院に行きます。
- 受付で熱をチェックします。
- 発熱専用外来のある病院へ行きます。
- 問診検査(症状を話す)を行います。
- レントゲンや血液検査を行います。
- 診断結果が出ます。
万が一の為に、隔離用の病院・病室が準備もされていますので、安心してください。
また、入院になった場合も対症療法が行われ、退院後は2週間の隔離が義務付けられています。
終わりに
今から中国に行く方は、健康なビジネス関係者だと思います。
しかし私達が出来る事は、インフルエンザ対策・風邪対策と同様に、手洗・うがい・人混みに行かない事です。
マスクの在庫の心配よりも、引きこもりが最強のソリューションですね。
ただし、高齢者は本当に要注意!!!!悪化すると死亡に至ります。
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