タイヤ屋さんの【三相200V動力工事】 電気容量増設に伴う低圧電力設備の契約変更!第1種電気工事士

技術系資格
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機械を増やすまでご商売が順調なの喜ばしい限りで、低圧電力設備のご相談をいただきました。

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電気工事があり、立会いました。

主な作業

  • 契約(低圧電力)の変更(申請)
  • 動力引き込み工事
  • 既存電気設備の動力ブレーカー増設工事
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作業には、第1種電気工事士の有資格者が行う必要があります。また作業によっては別の資格等が必要な作業が含まれています。
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三相200V動力工事

建物には既存の低圧電力設備が使わていますが、設置する機械が増えるので電気容量が不足して設置する機械を動かせないため電気容量を増設して改修工事を行います。

契約の変更

事前調査で各種必要書類を作成し管内の電力会社へ提出します。

建物の契約アンペア変更(30A→40A)を、電力会社にお願いしました。

引込線工事

今回の契約アンペア変更に伴い、動力の引き込み線の変更作業です。

既存の電線を撤去し新たに電線を引き直します。

動力盤の主幹ブレーカの変更

既設引込み盤の30Aブレーカから40Aブレーカに取替を行います。容量増加に伴い電線も太くなり取り回しが窮屈になりましたね。

  • 既存の電線サイズ(5.5SQ-3C)だと適合ブレーカーが最大30A
  • 新設の電線サイズ(8SQ-3C)だと適合ブレーカーが最大40A

動力用ブレイカーとコンセントの増設

既存の動力分電盤の状態です。7.4Aのブレイカーが設置されています。

動力用ブレイカーとコンセントの増設を行いました。

新設は30Aのブレイカーが取り付けられ、対応する動力コンセントも設置されました。

  • 左側がタイヤチェンジャに送る7.5Aブレーカーです。
  • 右側がコンプレッサーに送る30Aブレーカーです。

動力用コードの製作

合わせて、コンプレッサーとコンセント用に電線を作ってほしいと依頼がありましたので、コードを製作しました。

電気工事店が、工事が終わり次第、完成届として電力会社に申請書を提出します。

後日、機器更新の為、電気管理技術者協会の方が検査に来られます。(電力会社の検査確認に合格すれば契約料金が変更されます。)

三相200V動力工事の検査に必要な測定機器類

この本では、現場での実際の電気工事を紹介しています。

テスター

電圧・電流等を測定するテスターです。

絶縁抵抗計

電線に不具合(絶縁抵抗)の有無を測定する絶縁抵抗計です。

検相器

三相200V電源の正相・逆相を調べる検相器です。

相順が違う場合、モーターが逆回転するので検相器を使って正転逆転を調べます。

接地抵抗計

アース(設置)がどの程度(値)まで効いているを測定する接地抵抗計です。

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