イカエギのカラーローテーションに関係(意味)がある研究結果がでたぞ

エギング
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春でも夏も秋も、種類を問わずエギングを楽しんでいます。

釣具屋に行くと無数にある壁一面のエギ

正直、どれを選んだら良いのか分からないし、意味があるのか懐疑的でした。

「このカラーが釣れる!」と言われるけど信じていなかったんです。

最近の研究で、イカに自制心が備わっている結果が出ました。

マジかという内容ですが、イカは我慢が出来るらしいのです。

犬のエサの待てと違って、餌を食べたい時でも本当に食べたいものが来た時に食べる我慢が出来るらしいのです。

イカの自制心実験

ヨーロッパコウイカにつて研究したケンブリッジ大学の生物学者であるアレクサンドラ・シュネルさんらの研究チーム。

研究内容

  • 最も好きな味のエサを「自制心を示した後の報酬」
  • 2番目に好きな味のエサを「すぐに食べられる報酬」
  • イカが好物のエビを我慢できるか比較実験を行った

研究結果

イカは、最も好きな味のエサの為に、目の前のエサを食べずに最大50秒から130秒間我慢が出来る事が分かった。

1日でイカは我慢するのか?

初めにイカの好物を調べて、採餌行動をケンブリッジ大学心理学部のポリーン・ビヤール氏らの研究チームが実験を行いました。

好物は「エビ」という結論になりました。

研究内容

  • 日中はカニ、夜はエビを与えるイカグループ
  • 日中はカニ、夜はカニかエビをランダムに与えるグループ
  • 2つのイカグループで16日間、捕食の比較実験を行った

研究結果

日中と夜のエサが固定のグループは、日中のカニを食べる量が減った。

夜のエサがランダムなグループは、カニを食べる量に変化は見られなかった。

イカは、エサの報酬に規則性を見出し記憶し我慢して最適な餌を食べる行動をする事が分かりました。

釣り人

全てのイカが同様に結果になる事は分かりません。

少なくとも自制心のあるイカが存在し、イカエギカラーなどの選択の重要性が高まったと考えられます。

イカの目には人間でいうところの色を感知する錐体細胞(すいたいさいぼう)が無いので色を人間が7色感知できるのに対して、イカは黄、緑、青の光だけが認識できます。 つまり黄、緑、青の3色の光が白く明るく見えているのです。

エギのカラーローテーションが重要で、反応があるエギを探すために、こまめなローテが効果的そうです。

さらに、魅力的なエサを演出できなければイカは我慢して食べないので釣れない結果になる事が予想されます。

イカの頭の良さ(犬並み)の再発見でしたしエギンガーとして面白みが増えたと思います。

大きさやシルエットやアクションなどの従来のテクニックも大切です。

50秒~130秒も我慢できるなら、エギのフォール時間も

我慢・我慢・・我慢・・・無理―っとスイッチが入るかもしれません。

デットスローな超ゆっくりな落下も重要なのでないでしょうか。

釣具店のエギの種類が豊富なのも納得しました。

皆さんは、どんなエギを使っていますか?

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