2017年に「釣り人口の減少と釣りガールが壊滅的な理由の考察」を書いて4年が過ぎ、釣り業界も変化が訪れた。
2020年の新型コロナウイルス過のアウトドアブームとして釣り人の爆増です。
初心者だった頃を忘れた釣りガチ勢が滅ぼす未来に、釣りガールが幻想のままで終わって良いわけないだろ
釣り業界
どの業界もブームが起きるけど、一過性で1年で終わりを向かえる。
釣りオジサン爆誕⇒釣りガール爆誕⇒釣りキッズ爆誕へ⇒釣りファミリー爆誕へシフト
なぜ釣りガールはブスしかいないのか
釣りガールの容姿を言い合うヘドロの皆さんこんにちは
まずは鏡を見てから始めましょう
人の事は言えないけど・・・
まぁ仕事ですから容姿を言われるのも仕事の内と言えばそうですけどね
釣りガールがいなけらば成立しないフッシングショー
釣りしてれば誰でも良いだろうし、あなたとすれ違う事はないのに何いってんの???
天井に唾は居てどうするよ
ああ人の事は言えないけど画面越しなら評価する側の人間に慣れてラッキーです。
現実逃避が最高!気持ちいい~~~~
釣りボーイ・・・ブスでは?
そんな事はどうでもいい、300年前の美人画を見てどうおもうよ
いいかー? 私は釣りガールではない!釣りマダムだ。ババアなんだよ!ガールスレで叩くとかガールに悪いからやめろ。○んで欲しいなら死んで欲しいと書け。死なねぇからww 汚物はお前じゃ。一歩下がって見るような奴がわざわざ5chなんかに書き込むか? バーカ!ブロックしたのにまだ見てんの?きも。 pic.twitter.com/j2DmJ1jpkB
— 釣りマダム🐟ありさ (@match_the_bait) February 23, 2019
ウケる
「釣りガール」の爆誕
2000年代頃から「釣りガール」という言葉で広告宣伝が仕掛けられて20年以上経過しました。
かつて釣り番組の出演者が全員男だった時代は突如として終えんを迎え、現在では女性の出演が増えましたね。
女性視聴者拡大の意図が見え、釣り具のアパレル・ファッションもダサく黒色・赤色しかない着るだけで年を取って見える状態からパステル調のカラフルな衣類が増えました。
まだまだアイテムが少ない
例えば
オジサンが持つのはつらい魚をつかむグリップも無機質なモノからかわいデザインで子供や女性が使って写真映え
おじんぽさと反対にかっこいいレディース向け商品の拡充
ダイワ女子
女性陣の多くはダイワの服を着ている事が多い理由として
- シマノは釣りの服でダサい。
- ダイワはカラフルでかわいい。
釣りアパレル分野でダイワが断トツの独走状態となっているし私もそう思う。
機能性実用性でデザインは二の次のシマノは、オジサンぽさを感じてしまうし一気に年を取った印象になって最悪。
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やっぱりダイワを選ぶから釣り具は、シマノでそろえてウエアはダイワだったりする。
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本音は、男性向け釣具で利益をカバーしきれないため、女性向け市場開拓が釣り具メーカーの生命線と考えたからだ。
縮小する人口減で、高価格帯販売と新規開拓を行われている。
フロロカーボンは、ナイロンラインより同じ太さで強度が劣りダメになり易く高価ですが、よく売れてますよね
同じ理由です
ポイボス・カルテル(Phoebus cartel、フェーバス・カルテル、フィーバス・カルテル)によって、白熱電球の寿命が1000時間を越えないようにするという計画的陳腐化が世界規模で実行されました。LEDの方が長寿命だと宣伝されていませんか?アメリカ・カリフォルニア州リバモアにある第6消防署に100年以上たってもなお輝き続ける電球があるんですよね。ライブ配信「Centennial Light Bulb(100年電球)」。100年消えない電球を世界中の人が知ってたら高額なLED電球を買う人はいなかったでしょうね。
資本主義ってことです。
この傾向は釣り業界で加速すると思われ、より高価で壊れやすく良いと言われる商品の投入です。
「釣りガール」市場の変化
「釣りガール」「釣女」といった釣り好きな女子が増えている???
釣りは女性にとってハードルが高く感じるに変わりありませんでした。
3K現場の労働者が集まらないために作られた「カリスマ美容師」という言葉のようにはなっていませんね。
3K
「釣り」のイメージは、「退屈そう」「じいさんの趣味」「エサが気持ち悪い」「魚が触れない」が大多数だと思う。
だから「なんでそれが面白いの?」状態なわけですよ。
釣りにポジティブな楽しいイメージが持てないんですよね!
女子高だった学校が急に共学になって、男性の新入生が1人だった時を考えてみて、気まずいだろ?
男子トイレは構内で離れた場所に1つだけとかさ
どこでご飯を食べるよ?
誰とつるむよ?
多分だけど、しんどいぞ
おっさん怖い
「わざわざ釣りをしなくても良いじゃん」っての多数派で壁は高く大きい。
そもそも おっさんに絡まれたら怖い し不安が大きいし実際に怖かったと感じた話を聞いた事がある。
女性のトイレ問題
トイレがない、あってもひどく汚いし着替える場所がない・・・
釣り場にはトイレが近くにない場所が多く、のトイレのリスクがあるとまぁ釣りを辞めようと考えますよね。
有料施設なら管理釣り場、海釣り公園、釣り公園、海釣り施設、乗り合い船、湖などのボート釣り・・・トイレが比較的ありそうな感じすけどね。
手軽な波止・堤防ってないところばっかりなんだよ!
釣りガールとか言うくせに「一番手軽な場所が手軽ではないんだよ」えっ拒絶してるのと思うくらい
釣り人口の中心が女性なら真っ先に解決される課題ですが依然として・・・だめだめ。
トイレに行くために釣りを中断して車移動でトイレへって、男の釣りでは考えられない事で、場所取り合戦してて一級ポイントを放棄する事になるからさ。
トイレ問題は、トイレのある釣り場を選べば安心して釣りを楽しむことができますし、釣りガールキャンペーンの一環としてトイレ設備(水洗・洋式・男女別)の普及が急務です。
山ガール達も外で済ましているんですけども
例えば、釣具用品を購入したら一部をトイレ普及プログラムとして寄付する。取り組みは、女性にも安心な環境作りになって男性でもトイレがある釣り場は歓迎されると思う。
女性一人が安心して釣りができる程度に、安心で衛生的な環境作りは性別を超えて必要ですよね。
沖堤防のガチ勢女性は、トイレを設営されてましたね。
そもそも
おっちゃんの尻見たくないから、持込必須にしてくれ!
トイレを設営堤防などは地面に固定できないので、テントの底に布があるタイプ。夜に使うなら遮光性タイプでないと中が透けて見えるので注意。
魚は釣ってなんぼ
プロアングラーはデカバスや大物狙いの仕掛けで釣ってほしい
素人の私たちはセコ釣り(小物狙い)でもいいでしょ
プロアングラーでもセコ釣りはやっているので、小さい魚の段階からいじめててすごいなと思う。
だから大きくなった魚が釣れないのでは?と思ってたりします。
釣り師の中には釣れなくても「大自然の中で釣りが楽しい方」もいるけど、釣りに興味のない女性を誘うなら「釣れない楽しみ」よりも「釣れる釣りが好き」で釣り上げた瞬間の高揚感と達成感の成果が分かり易い事が醍醐味(だいごみ)。
確実に言える事は、女性は釣りを楽しい観光の一つだし、企画として釣り参加者が簡単に楽しめるフレンドリーなイベントやツアーが増えた事で心理的ハードルを下げる目的が分かります。
その結果「初心者でも簡単」「魚臭くない」「女性でも抵抗が少ない」「手が汚れない」「船にトイレ完備」・・・という宣伝文句であふれました。
ネット検索・・・
「釣りガール」で検索すると「うざい」「ファッション」「ユーチューバー」「人気」「スポンサー」と表示された。
「ファッション」で検索する程・・・
ファッション性やSNS映えが重要な要素となっているし、「ワークマン女子」と同じ戦略が釣り具業界でも行われている。
「釣りガール」が、魚釣りをする女性に対して「ワークマン女子」は衣類を着こなす女性で作業する女性以外のシェアをとり込んだことで大成功を収めた。
釣り具メーカーの衣服メインで、釣り以外でも着てインスタグラム投稿するブームは起きていないのが残念な結果になっている。
まぁダサいから仕方がない
その経緯は「ワークマンはなぜ2倍売れたのか」に掛かれている
「うざい」で検索する程・・・
問題は、釣りガールだからではない。
コロナ過で初心者の釣り人が増えました。堤防ガチ勢など従来の独自ルールを持つ釣り人は、新参者をマナーが悪いと言います。
明文化されないマナーやモラルに頼った釣り場保護など課題は多いですが、釣りの種類によって釣り人同士の間隔(離隔距離)をどのくらい開けるかを初心者には分かりません。
かつての私もそうでした・・・
<トラブルの原因>
だからこそ、「あそこは空いている」と思って間に入って来るのですが、釣りガチ勢じいさんには不快でトラブルの元になってしまう。
この場所に40年通っているとかいるのですから、自分たちが慣れていない環境にさらされると「違和感」を感じて「不快感」をあらわにしますよね。
これが、「感覚のズレ」であり気になって過敏になってささいな事が積み重なりトラブルになのですが、責任を「自分の感じ方」よりも「相手のせい」にする事がほとんどだと思います。
「釣りガール+うざい」も同じように釣りガールがうざいのではなく、いつもと違う環境になった事への不安感だったり嫉妬してませんか?
ガチの釣り師
釣りをする人から見た「釣りガール」と釣りをしない人から見た「釣りガール」のイメージは違うと思うけど、「釣りガール」が初心者のというイメージから、ガチの「釣りガール」へとイメージが変化した昨今。
釣りガール≠初心者
⇓
釣りガール=ガチ勢
女性釣り人が男性釣り人より大きなシーバスを釣っている。カジキを釣っている。マグロを釣っている。青物をバンバン釣っている。
そうなると当然やっかみも出てくるわけです。
嫉妬にしか思えませんが、彼女たちは釣り人ではない、自分で準備して釣行していない、周りの男がおぜん立てしているなどがそれです。
いやいや初心者なんだし手伝うでしょ普通!
「昔はこうだった」とか「これが正しい」とか要らないし自由に楽しければいいじゃん
私の場合
- 釣りを一緒にしている男性は、魚が食べられませんし、釣った魚の針を外す事ができません。
- 逆に釣りを一緒にく女性は、ゴカイに針で刺すし、魚を食べるし、さばくし、魚の針も外します。
男とか女とかこだわってて何が楽しいのか1ミリも分からない私ですが、一部の方はそうではないらしい・・・。
そう
TwitterやInstagramで釣り好きアカウントに片っ端からDMを送る人たち
情熱はすごいけど怖いなと思う
でもDMしない私は彼らに嫉妬しているのだろうか
ダッサ
釣り人口
釣り人口、市場は、減少、縮小のいちずをたどっている。
余暇市場
日本生産性本部の「レジャー白書2020」によると、1996年90兆9,140億円市場であって現在は緩やかに減少傾向(約20兆円減)にある。2016年は70兆9,940億円市場で、前年比2.0%減でプラス部門がなくなった。2019年は72兆2940億円前年比0.6%増加したと報告していますが、前年度の減少幅を打ち消すほど増加はしなかったのは事実です。
釣り人口(参加人口)
「レジャー白書2020」によると、1998年の2020万人をピークに減少を続け、2008年で1120万人と半減し、2018年には620万人まで減少したが、2019年には670万人と微増加していますが、これで釣り業界が活性化したと言うのは早すぎると考えられまだ誤差の範囲とも見えます。
2020年は緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の影響、年明け以降の旅行需要(国際線の離着停止など)の低迷などでアパレルの販売機会の消滅や屋外でも遊びつらい環境が数カ月続きましたし、都道府県ごとに差が出たと思われる。
2020年までを取りまとめたレジャー白書2021やレジャー白書20222のデータが出ないと何とも言えませんが、各種データを見ると良好で増加しました。
増加要因が、リーマン・ショックや東日本大震災でもなく2020年の新型コロナウイルスの世界的流行パンデミックだった。コロナ過で3密(密閉・密集・密接)を避ける事が推奨されてアウトドアに注目が集まったのだ。
2020年の決算は良好で株価も好材料により増加傾向だった。2021年以降のコロナ過など3密を避ける行動などが終わった後に、どれだけの方が釣り具業界に残っているかは不安材料と思う。釣りよりもディズニーの方が手軽に満足できるでしょ?
- 緊急事態宣言とは日中も含めた不要不急の外出・移動の自粛などです。
- まん延防止等重点措置とは飲食店(宅配・テイクアウトを除く。)は20時までの営業時間を短縮するとともに、酒類の提供は行わないなどです。
内閣官房|新型コロナウイルス感染症対策
日本の国内釣具メーカー唯一の上場企業の株式会社TIEMCOの資料は、「レジャー白書2019」を元にした資料で、釣り以外の参加人口は増加傾向にあります。
出典元・引用文献:株式会社TIEMCO:2020年11月第2四半期(第51期)
「釣種別国内出荷市場の推移」2019年見込みを見ると、例年通りルアーフィッシングが全体の約6割を売り上げる見込み。投げ釣りなどは、船釣りを除いて減少となっている。
フライフィッシングは微増しているが緩やかに減少傾向は変わりませんし、アユ釣り・ヘラ釣りの減少が2桁を超え、高齢化と新規参入者が少ない事が大きな要因と考えられます。
出典元・引用文献:株式会社TIEMCO:2020年11月第2四半期(第51期)
以下の様に公表している事から今期は増加傾向が分かる。
(フィッシング事業)
<中略>ルアー用品に関しては、フィッシングロッド(釣竿)、トラウトルアー(鱒釣用擬似餌)、サイトマスター(偏光サングラス)、の新製品等の売上高が好調に推移いたしました。また、フライ用品に関しては、入門者の増加や輸出が拡大したことにより、売上高は前期を上回りました。
その結果、当第2四半期におけるフィッシング事業の売上高は、6億9百万円(前年同期比48.4%増)、セグメント利益は1億4百万円(前年同期比113.9%増)となりました。
出典元・引用文献:株式会社ティムコ:2021年11月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
日本釣用品工業会によると、国内出荷ベースで1998年に2169億円だった市場が、2009年には1191億円とほぼ半減したものの2020年では、1491億円で2021年の予測で1568億円と増加となっている。その増加要因が、リーマン・ショックや東日本大震災でもなく2020年の新型コロナウイルスの世界的流行パンデミックだった。コロナ過で3密(密閉・密集・密接)を避ける事が推奨されてアウトドアに注目が集まったのだ。
2019年の釣り人口は前年より50万人増えて670万人、さらに2020年の釣用品国内出荷金額は前年比106.7%のプラス成長(日本釣用品工業会)見込みとなっている。
「釣用品の国内出荷規模推移」2018年と2021年予測を比較しても、釣り具やリールなど基本道具を買いそろえる層が加わっと考えられ、堤防に釣り人があふれ釣具屋に行列が出来ている光景がニュースになったのも上記に反映される要素になったと思う。
“空前の釣りブーム”で思わぬ事態招く… #日テレNEWS24 #日テレ #ntv https://t.co/bhE29hlaGq
— 海燕 カイエンの釣り旅 mm_ CAYENN (@MM_CAYENNE) July 21, 2021
釣り場に初心者が増えたからか「釣り ブーム」で検索すると「コロナ」「迷惑」「原因」「コロナ 釣り人 増えた」と表示された。
株価
「釣りブーム」が来ているらしい。株価にもその動きは見えていて、2020年から2021年現在まで上昇幅が大きいですね。
- グローブライド株式会社は、精密機器のメーカーで釣具部門の売り上げが過半数を占める企業
- 株式会社シマノは、精密機器のメーカーで自転車部門が大きな割合を占めるが釣具部門と合わせた売り上げが過半数を占める企業
出典元・引用文献:グローブライド
出典元・引用文献:シマノ
レジャー白書によると、10年ほど前は1290万人だった国内の釣り人口は、東日本大震災以降に670万人まで減少した後、2015年は750万人まで回復しているといわれています(日本生産性本部「レジャー白書2016」)
女性 インストラクターを養成から考える
広島の「かめや釣具」では「女性釣りインストラクター」という社内資格制度を制定し各店に一人以上を配置するなど、女性客の女性のファンを増やす努力が行われています。
このままいけば国内人口が減ることは明らかでした。
男性が女性を釣りに誘っても釣りに出かけないけど、女性が男性を釣りに誘えば釣りに出かける発想の元、女性をターゲットにしたマーケティング(広告・広報・販促)が集中的に行われました。
「釣りバカ日誌 Season2 新米社員 浜崎伝助」第7話では、ダイワの釣りウエアを着用した釣りガールが登場します。男性陣と女性陣でファッションのイメージが明らかに異なるのが面白いよね。
個人だった男女などが家庭を作り、子育て世代になっても釣りに出かける事で次世代(子供たちが大人になる)の需要を取り込もうと考えました。これらは業界全体で行われている事は皆さんが感じ取れることだと思います。
釣り業界はもともと男性社会だった中で、女性の業界参入で活性化されつつあるように感じます。
インスタグラム投稿の#釣りガール検索で44万件がヒットし、インフルエンサーとして50人の女性が登録されている。
釣り業界の「初心者」増加
初めて釣りをする方が増えた事で
近所の釣具店に行くと、釣り道具も「ちょい投げセット」や「初心者5点セット」など、誰でも簡単に始められるようなセット商品が2000円前後で取りそろえられ道具から仕掛け、えさをひととおりの商品を買う人が増えてきました。
船釣りでも「初心者」
遊漁船によっては、初心者向けに手ぶらで船釣りが楽しめるプランも用意されています。船釣りを防波堤釣りと比べて道具をそろえると出費がかさむので手軽に始めれる。
安心ですね。
沖に出て釣りを始める時にもスタッフが道具の使い方などもレクチャーしフォローも万全です。そうでない遊漁船はSNSに書かれて消滅していくのだと思います。
従来の釣り人を大切にしつつ、初めて釣りをする心理・出費のハードルを下げて、誰でも簡単に参加し「釣れる体験」をしやすい環境を作る事で、現在の釣りブームが一過性のものではなくコロナ後も定着するのだと思います。
安価な釣り市場に本気の「100均釣り具」の登場
私は中国などに行った時に釣具店に立ち寄る。日本の釣り具も中国・台湾・韓国製品が1桁安い値段で釣具店を席巻しつつある。アジア勢に価格勝負は無理なので、高価格帯の商品で勝負になると感じる。実際に友人に頼まれて海外に行った時に日本の高級リールなどを購入し、プレゼントしたことがある。
ダイソーがさらに「100均釣り具」で特に力を入れてる。メタルジグ(疑似餌)、ウキ、タチウオテンヤなどが並び、リールと竿の1,000円セットが登場した事でSNS話題になっている。
釣具屋の初心者セットの対抗馬であり、ショアジギング(陸からジギング)ガチ勢も100均ジグの針をオーナー針などに変えて使う人たちも出てきたのだ。
「釣り」の悩みとは?
二度と「行きたくない」・「やりたくない」と言われないために考える釣り。
釣れない釣りは楽しくない
一般に「釣れない釣りは楽しくない」と言われる。初めてならさらにそう感じると思う。管理釣り場に行こう。手ぶらで行って「釣り」を経験して「釣れる」実感を得て「食べる」ことまでできるからだ。
一緒に行く時に、初心者がいるなら防波堤は釣れない可能性が高いのでオススメはしない。釣りは釣果がなければ達成感を味わいにくい娯楽だからハマるきっかけを逃してしまう。
初めの1回目は、管理釣り場で成功体験を味わってからも防波堤は遅くないと思う。
誰かが教えてくれる重要性
初めから釣具屋に行くのはハードルが高いけど、周りに釣りの経験者がいない場合は、釣具屋さんへ行いって!初心者におすすめの釣り場や予算にあった道具などをアドバイスしてもらえる。
広島の「かめや釣具」では「女性釣りインストラクター」がいるので少しは安心できるかも。
絶対に釣りをしたくないと思っている女性も少ないと思いますが、「釣りガール」が一緒に行く「釣りガール」はさらに少ないのだ。
初めて釣りに参加する釣りガールに釣れる楽しみを教えて、次回もやってみたいと思ってもらう事が大切で、将来は「釣りガール」が「釣りガール」に教えていく循環ができると楽しいと思う。
「看護婦⇒看護師」が女性の聖域だったように、「釣りガール」という言葉がなくなる日が本当に釣り業界が盛り上がり成熟した時ではないだろうか。
道具の種類が多すぎ!結局何を買ったらいいの?
釣り場、魚の種類によっても道具が違うので、初心者には何をどうそろえたらいいか分からず、釣りへの第一歩を踏み出せない事が多い。
近所の釣具店に行くと、釣り道具も「ちょい投げセット」や「初心者5点セット」など、誰でも簡単に始められるようなセット商品が2000円前後で取りそろえられるようなっていた。
- 釣り物によってタックルが違う
- 人によって教えてくれることが違ったりする
生餌が触れない!虫がムリ!
魚釣り「餌」といえば・・・イソメやゴカイなど、ニョロニョロしたムカデみたいなミミズみたいな虫たち。見るだけでも「ムリ!」なのに、この虫を手でつかんで針に刺すなんて「絶対にムリ!」これが女子を釣りから遠ざけている大きな原因なのではないでしょうか。
偽物のエサがあり、見た目はイソメやゴカイにそっくり、でもゴム製の「ワーム」を使ったり、切り身の魚や小エビを餌にすることもできるので大丈夫。
マルキューが開発した「パワーイソメ」は、イソメやゴカイなどの「可哀そう・臭い・保存できない・動く」問題を回避して「よく釣れる」という性能を持った生分解性素材で作られた疑似餌が大人気です。
初心者にオススメの「サビキ釣り」の餌にはアミ姫のチューブタイプで手が汚れないし、ほのかに香りがするものもあります。
屋外のトイレ問題
避けては通れないトイレ問題。野池や堤防など、近くに「トイレ」がないこと。あったとしてもクソ汚い事、トイレットペーパーがない事などネガティブな要素が多い。
アウトドアだから当たり前だと言われればそうだが、奇麗なトイレは嫌いですか?と言いたい。
トイレ問題が解決できれば、女子の釣りももっと身近になるはず!事前にトイレの有無の確認は必須ですね。
最近ではトイレのある釣り場も増えていますが極めて少ないです。また、周辺にコンビニエンスストアやガソリンスタンドがあるかどうか確認しておくと、もしもの時にも安心だと思います。
釣り具メーカーは、国内マーケットが縮小する中で、子どもや女性向けの釣りイベント・教室の開催など新たな市場への広告宣伝・普及活動を積極的に進めて行く事が急務なのは依然変わりません。
終わりに
釣りがゴルフと同じように接待の道具だった高度経済成長期はとっくに終わりを迎え、残ったのは年寄りの釣り人。
日本の人口減、釣りへ新規参入機会が会社では得られれない昨今、積極的に釣りに触れる機会を作る事を業界は初めています。
釣りガールや釣りキッズなどの取り組みなどがそれでファミリー層の取り込みも徐々に行われていますが、残された時間は少ない印象です。
若者やカップルやファミリー層へのアプローチでも、防波堤の主との対立は避けられません。
もち論、ゴミを放置したりオキアミを流して帰らない、船を傷つけられたなどで閉鎖される防波堤や漁港が増えているのも現実の問題です。
その先に待っているのは、生きている魚に触れる機会の消滅で水族館で見るだけになるでしょう
魚に触れる機会が減れば次世代の漁師候補も減るのではないでしょうか
消滅戦を同じ場所で同じ人たちが行うメリットは少なく、後悔した時には釣り業界はじり貧だと考えます。
私は、陸釣りも船釣りもしますし漁師の仕事もしているので双方の意見を耳にします。
どちらの気持ちも分かっているつもりです。
それでも
日常的に子供のころから釣りに親しむ機会を奪う行為は悪手で、魚釣りに親しむ体験を積むことでレジャーとしての釣り業界を次世代に期待したいと思います。
どちらにしても「初めから自分たちに都合の良い人たち」が来るなんて無理な話で、辛抱強く長期的に活動を続けられた場所の人のみが最後に幸せになる事を祈っています。
海釣り公園を造る計画をしていますが建設して解放されるまで時間がかかるのも事実です。
今なら釣具屋にわざわざ行かなくても百円ショップで釣り具を手軽にそろえる事ができるので、4年前よりも身近になりました。
人生の50%を占める習慣的行動ですから、釣りをする「努力」よりも「習慣化」された釣りほど強力な自動装置はないのだ。
釣り業界は「習慣」を作れているだろうか?
また
「習慣」を作る程に体力・時間は残されているのだろうか?
娯楽に溺れる時代に、釣りをしなくても他の楽しみは、いくらでも用意されているのだから。
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