釣行後の正しいリールメンテナンスとは?
- 使えなくなってから考えるのが【修理】
- いつでも使える状態を維持するのが【メンテナンス】
修理が不要な様にメンテナンスをマメにしよう!
近年の釣りのデメリット
近年の釣りは、ショアジギングやエギングにワインド釣法が主流になりました。
この方法のデメリットは、数時間も連続でストップ&ゴーで巻き続けるのでスピニングリールのギアの磨耗が著しく進む事です。
その為に、ハンドル回転時にゴリゴリ、シャリシャリ感や振動が手に伝わる状態になります。その場合、ドライブギアやピニオンギヤに磨耗痕が有ります。パーツ交換するしかありません。
メンテナンス方法は、メーカーにより様々な方法が提案されています。
私達ユーザにとっては、負担にならず快適に釣りが続けられるメンテナンス方法だと思います。
禁止メンテナンス方法
- お湯で洗う
- 洗剤で洗う
- 水の中に漬けて洗うドブ洗い
上記を除いた方法なら基本大丈夫と思います。
塩による塩害と腐食と錆の発生が最もリールをダメにします。
つまり、海水の影響を最低限に抑える事が必要なのです。
その上で、水分をいち早く乾燥させて、オイルで錆を防ぐ事につきます。
リールの特性
リールの特性上、基本的に雨天下での使用も考えられて設計されていますから、冷水シャワーで海水を洗い流す事。
可能ならば釣行直後の海水で濡れた状態にリールに水を掛けて洗う方法がベストです。
一度海水が乾燥したリールを帰宅後に洗うと時間が掛かってしまいます。
車に乗せる釣り道具を洗うのは心理的な負担が大きく車が濡れる心配もありますから無理強いはできません。
リールメンテナンス
リールを洗ったらいち早く乾燥させる為にエアダスターなどで一気に吹き飛ばす方法が細かい部分も簡単に乾燥できます。
それに加えて
オイル&グリスを注油する事が出来れば、リール内部で錆や腐食が発生する事はまずありません。
リールメンテナンスは、パーツの点検とオイル&グリスアップそして、完全分解清掃のオーバーホールに分類できると思います。
オイルは回転力の潤滑に必要ですし、グリスは外部からの水の侵入を防いだり摩耗を防いでくれます。
油切れでリールの痛みが進みます。
私のような素人が、初めから高いリールのオーバーホールはリスクが高いので、年1回程度業者へ出す方が良いのではと思っています。
私のメンテナンスは年1回です。勿論頻度や魚種によってリールやタックル負荷が違うで一概には言えません。
それでも
日々の簡単な水洗いは出来ますし、殆ど分解の必要が無いオイル&グリスアップも釣行頻度にもよりますが年に1回程度で十分なので年末年始の釣り納め期間に、1台あたり水洗いとグリス&オイルアップは、たった15分程度で終わります。
リールのスプールからシャリシャリ音が出て来たらメンテナンスのサインです。
使わないリールはタッパーに入れて埃が被らない様にしていますよ
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