ショアジギングでは主に30g~60gのジグやミノーをキャストしてターゲットの青物に食わすのだが、その為の基本となるアクションとその動作が魚に取ってどんな意味を持つかを紹介する。
ジグやミノーの動かし方
ナブラと言う小魚が群れている所にキャストする方法が一般的で分かり易いと思う。本物の小魚に偽物のジグやミノーを紛れ込ませて捕食させるからだ。
その他の場合も考えてみたい。プロの釣り人によって様々なアクションが生み出されているが、魚にとってどんな意味を持つかを再確認する事で、今後の釣果アップにつなげたいと思う。
青物から仕掛けの見え方
基本的動作となるスローピッチジャークでは、短い距離を高速に移動すると共にジグが横倒れ状態になる。この意味を考えてみよう!
青物は普段から小魚を捕食している。その小魚は大きな群れで回遊を行い、その中で捕食しやすい小魚を選別して食っている。これは無駄な消費カロリーを抑えているし非常に頭が良い行動で合理的と言える。
つまり捕食しやすさが重要で、具体的には以下の通りだと推測される。
- 大きな群れの小魚
- 大きな群れから逸れた小魚
- 平衡感覚を失った小魚
- 気絶状態でボーとしている小魚
この4つのパターンの中で、消費カロリーを抑えて捕食可能な順番に直すと以下の通りだと推測される。
- 気絶状態でボーとしている小魚
- 大きな群れから逸れた小魚
- 平衡感覚を失った小魚
- 大きな群れの小魚
遊漁船などで生き餌のアジやイワシの尾びれを少し切ったり、片目を傷つけて平衡感覚を失わせたりする事からプロの間でも広く知られているテクニックなので有効なのは間違いない。
集団で狩りを行う青物は、複数の青物で小魚を一か所に集めて、下から上に一気に突撃をし小魚を捕食したりアタックで気絶状態にする行動をする。
私達は、初めから弱った小魚や平衡感覚を失った小魚をジグやミノーで演出すると釣れる結論となる。その為に多くのアクションが生み出されていると考えると以下の様に分類が可能だ。
- スローピッチジャーク⇒気絶状態でボーとしている小魚
- ロングジャーク⇒大きな群れから逸れた小魚
- ハイピッチショートジャーク⇒平衡感覚を失った小魚
- 素早いワンピッチジャーク⇒斜めに泳ぐ小魚
ジグやミノーの種類によってフォール中のアクションが異なるので購入時に注意してみると良いし、青物によってヒットするアクションが異なるので、色々なアクションを試してほしい。同じアクションを続けていると見切られている可能性が高いからだ。
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セットアッパー 125S−DR
ジャクソ 飛び過ぎ ダニエル 40g ブルピンイワシ
ジャックアイマキマキ 30g ケイムラブルピンイワシ
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ジャッカル ビッグバッカー ナブラミノー ブルピン
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