中国ビザ代行会社がVPN推奨!!中国赴任・留学・長期滞在者など必須

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中国のネット規制は報道などで知っていると思いますが、検閲の強化が年々増している。

検閲システムが年々優秀になっているとも言えますが、いい気分ではありませんよね。

そんな時に中国のビザ代行会社がVPNした方が良いっぞって推奨し始めたんですよね。

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中国のネット規制

中華人民共和国、大陸、内地では言論統制の為のネットを通じて通信を行うもの全てで規制があります。

日本人が多く使うスマホアプリ等(Twitter、YouTube、Line、Facebook、Instagram、safari、Google関連(Gmaile、Googleマップなど)、FC2ブログ、Yhoo検索、Amazon日本、Netflix、Hulu、AbemaTV、niconico、DropBoxなど)を使う事が出来ません

中国のネット規制・検閲システムをThe Great Firewall(グレートファイアウォール)=略してGFWと呼ばれ、中国語では金盾と呼ばれています。

参考資料・参考文献:How the Great Firewall of China Works

香港、マカオの特別行政区にはネット規制はありません。

中国のビザ代行会社

2018年の中国のVPN強化によって、中国のビザ代行会社がビザ取得後の個人の取り扱いに関するお知らせに以下の文言を明記する様になりました。

中国での注意事項

  • 中国では情報統制およびインターネットの検閲が行われている事。
  • メッセンジャーApp(微信、QQなど)やEメールの情報(内容)は全て政府により検閲を行っている事。
  • 本文記載、WEBサービス等で入力するなどの情報に個人を特定できる情報、クレジットカード情報、パスポート情報なども検閲されているので特に注意する鵜事。
  • セキュリテー対策としてVPNサービスを推薦する事。

外国人をランク付け

中国にとって必要な外国人は、国家や政府機関にとって現在必要な情報を持っている人材だけだ。優秀な外国人労働者の流出を防ぐと同時に囲い込みとも言える。

コレは世界的に起きている事であり、トップ中のトップ人材は表には出てこないのは何処も同じ。

中国の入国をする人(中国人・外国人)の顔認証登録と左右全ての指の指紋採取が義務化されました。今この文章を読んでいる方も、入国時に指認証まはた顔認証をしたのではありませんか?

これらの情報と町中にある監視カメラの認証システムがリンクし、個人の行動を監視しています。

普通の生活をしている外国人なら特に問題になる事はありませんが、現在中国国内で外国人のランク付けを行っているのです。

ABCランキング

ランク 分類 点数 主な人材の特徴
A ハイレベル人材
中国政府が居住を推奨する人材
85~120点 ノーベル賞、イノベーション人材
B 専門人材
中国政府が居住を制限する人材
60~84点 専門管理職、専門時術者
C 一般人材
中国政府が居住を排除する人材
0~59点 非技術者、サービス業

上記の点数は+ポイント制で以下の表により算出される。

外国人労働者点数の基準表

項目 基準/得点 点数
年齢 18~25歳 10
26~45歳 15
46~55歳 10
56~59歳 5
60歳以上 0
学歴・国際職業認定 博士号・博士号相当 20
修士・修士号相当 15
学士・学士号相当 10
高卒以下
中国国内の年収 45万元以上 20
35~45万元未満 17
25~35万元未満 14
15~25万元未満 11
7~15万元未満 8
5~7万元未満 5
5万元未満 0
関連業務経験 2年間を超える 15
2年間 5
2年間未満 0
勤務日数(年) 9か月以上 15
6~9ヶ月未満 10
3~6ヶ月未満 5
3ヶ月未満 0
中国語レベル 中国教育の学士以上 10
HSK5級以上 10
HSK4級以上 8
HSK3級以上 6
HSK2級以上 4
HSK1級以上 2
それ以下 0
勤務地 西部地区 10
東北地区、旧工業地域 10
中部地区、国家級貧困地域 10
それ以外 0
経歴 世界ランク100位以内の卒業 5
世界500フォーチュン企業の就業経験 5
省級外国人就業 地方経済の発展ニーズを満たす人材 1~10

中国国内に滞在する外国人の滞在先を把握し、何を行っているかなどこれらの情報は統合され、ビザの発給にも影響するのま間違いないだろう。

中国政府が国民の点数化を始めたのと同様に外国人にも適用させたと考えられる。

ランキングCに該当する人々は、政府がいつでも排除する対象である事を暗に示している。

企業の中国離れが叫ばれる日本ですが、中国にとっては特に問題が無い事案と言え、全て世界中に散らばった同胞が中国に集結すれば良い。

参考資料・参考文献:外国人来华工作管理服务系统

終わりに

我々、外国人が外国で入力した情報、音声(声紋)、動画(ビデオ通話)の内容、その他に至るまで、中国政府に開示し精査・分析される前提で情報デバイス(スマートフォンやPCなど)を利用すると意識する必要がある。

今、この瞬間にも貴方の画面は、中国のAIが見ているかもしれず、この状況下で、中国のビザ代行会社が態々(わざわざ)VPNの使用を推奨するのも一理ある。

中国滞在期間中にVPNの利用の有無は個人の判断ですが、プライベートな情報を安易に投稿・チャットするのは利用され、その取得されたデータの削除等に関するルールは無い事を知っておく必要がある。

長期滞在者や単身赴任そして留学を計画している方々にとって役に立つ事を願う。

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