連休中にアクセスが増えると予想されるので、表示スピードの改善に取り組み高速化を進めていました。
表示速度に不満は無かったのですが、日本・米国・中国からアクセスした場合の遅さに苛立ちを感じたので、さらに完璧を求めてアップグレードし不要な物を削ぎ落しました。
スリムになったサイトの結果は以下の通りになります。
表示速度サイト3つ
測定条件を揃える為に、サーバーを移管して全てのデータと設定が同じ条件で測定を行っています。
どれも有名なサイトで測定をしました。
Google PageSpeed Insights
Google の【PageSpeed Insights】より「モバイル」「パソコン」の2パターンの測定結果は以下の通りです。
tpc.googlesyndication.com からの参照は、Google アド マネージャー ネットワークの広告からの参照です。
出典元・引用文献:googleads.g.doubleclick.net または tpc.googlesyndication.com からの参照
移行前後
改善できる項目では、サーバー応答時間の短縮(TTFB)。
しかし、サーバーに依存する為、プログラムや設定による改善は不可能で、より高速なサーバーに移設する必要があります。
First Contentful Paintが7.2秒⇒5.0秒に劇的に改善しました。
サーバーを変更して良かったと思います。
「移行前:FC2」モバイル【34/100】
「移行後:mixhost」モバイル【64/100】
「移行前:FC2」パソコン【80/100】
「移行後:mixhost」パソコン【92/100】
GTmetrix
【gtmetrix】の測定結果は以下の通りです。
全ての項目で、速度などが平均値よりも高速な結果となりました。
項目 | mixhost | FC2 |
評価 | C | E |
Performance | 68% | 40% |
Structure | 86% | 78% |
LCP | 2.3s | 4.8s |
TBT | 0ms | 0ms |
CLS | 0 | 0 |
First Contentful Paint | 2.3s | 4.8s |
Time to Interactive | 2.3s | 4.9s |
Speed Index | 2.3s | 4.9s |
Total Blocking Time | 0ms | 0ms |
Largest Contentful Paint | 2.3s | 4.8s |
Cumulative Layout Shift | 0 | 0 |
PageSpeed
「PageSpeed」の詳細項目は、全ての項目で[A]を獲得しています。解決する課題が見つかりません。
YSlow
「YSlow」の詳細項目は、「Add Expires headers:E (56)」、「Use a Content Delivery Network (CDN):B (80)」と判断されました。
❶「Add Expires headers」の原因が全てGoogle Analytics のコード由来なので解決不可能なので無視です。
❷「Use a Content Delivery Network (CDN)」は、CDNを使えと言う内容ですが、現在画像処理が自動で行われている為、タイミングの問題で画像の最適化が行われれば表示されなくなる為、無視です。
また、サーバーに依存する為、解決策はより高速なサーバーに移設する必要があります。現在稼働中のサーバーを移設するメリットが無いので現状維持としました。
Waterfall
「Waterfall」では、ページが表示するのに必要なリクエストが、ガンチャートが表示されています。
リクエスト数が13ですが、画像の遅延読込などを行っている為、計測上のリクエスト数を減らす事に成功しました。
PageSpeed
「PageSpeed」の詳細項目は、全ての項目で[A]を獲得しています。解決する課題が見つかりません。
YSlow
「YSlow」の詳細項目は、「Add Expires headers:E (56)」、「Use a Content Delivery Network (CDN):B (80)」と判断されました。
❶「Add Expires headers」の原因が全てGoogle Analytics のコード由来なので解決不可能なので無視です。
❷「Use a Content Delivery Network (CDN)」は、CDNを使えと言う内容ですが、現在画像処理が自動で行われている為、タイミングの問題で画像の最適化が行われれば表示されなくなる為、無視です。
また、サーバーに依存する為、解決策はより高速なサーバーに移設する必要があります。現在稼働中のサーバーを移設するメリットが無いので現状維持としました。
Waterfall
「Waterfall」では、ページが表示するのに必要なリクエストが、ガンチャートが表示されています。
リクエスト数が13ですが、画像の遅延読込などを行っている為、計測上のリクエスト数を減らす事に成功しました。
「移行前:FC2」
「移行後:mixhost」
Pingdom Website Speed Test
「Pingdom」の測定結果は以下の通りです。
読込速度が全く違うのが分かると思います。
mixhost | FC2 | |
性能評価 | 83 | 79 |
読み込み時間 | 5.59S | 5.68S |
ページサイズ | 537.5KB | 1.3M |
リクエスト数 | 19 | 21 |
「移行前:FC2」
「移行後:mixhost」
終わりに
MixHostのWordPress移転代行サービスなど初心者に優しいオプションが選べます。サイトの表示が遅くて困っている方はMixHostなど別のサーバーに契約する事で今回の比較の様に改善する事があります。
安全に高速する為には、高速なサーバーに移転するのと同時に、軽量で高速なテーマを使う事が一番効果があります。どんなに改善をしても、WordPressのテーマが重いと評価が上がりませんし、サーバーの処理速度の重要だと感じました。
毎月同じ金額を支払うなら、高速なサーバーを選択する事がユーザーのアクセス維持率に必須な要素だと思います。
応答速度、表示速度の遅いサイトは見るのを辞めるでしょ?
コメント