【OBS Studio】を使って「Zoom」などをしたい場合に必要な設定を紹介します。
仕組み
【OBS Studio】の画面を「仮想カメラ(Webカメラ)」として映像入力として使い【Zoom】に出力します。その為の機能が用意されているので
「仮想カメラ(Webカメラ)」をインストール
「仮想カメラ(Webカメラ)」機能を【OBS Studio】に実装する為の機能が「OBS-VirtualCam」です。
手順(ダウンロード)
- GitHubにアクセス
- 「obs-virtualcam-x.x.x-Windows-installer.exe」を選択
手順(インストール)
- 「obs-virtualcam-x.x.x-Windows-installer.exe」を選択
- 各項目で「Next」を選択し、最後に「Install」を選択する
「仮想カメラ(Webカメラ)」を【OBS Studio】に紐づけ
「OBS Studio」を起動
【ツール】を選択し、【virtualcam】を選択
「Target Camera」が【OBS-Camera】になっていることを確認
初期値では、毎回OBSの画面をZoom(ビデオチャットアプリ)に出力する為には、【スタート】を選択する必要があります。
毎回「Start」を選択する事が面倒な方は、画像の様に【AutoStart】に「☑」を選択します。「OBS Studio」を起動するだけで自動的に「仮想カメラ(Webカメラ)」として出力します。
OBSに映像を出力
「Zoom」などで表示させたい映像を選択します。
【+】を選択、視聴者に見せたい素材を選択
- ウィンドウ画面を視聴者に見せる場合:「ウインドウキャプチャ」
常時必ずウィンドウが表示状態。最小化すると映像が出力されません。
- Webカメラを視聴者に見せる場合:「映像キャプチャデバイス」>デバイス「Webカメラ」を選択>「OK」を選択
- ディスクトップ画面を視聴者に見せる場合:「画面キャプチャ」を選択>「OK」を選択
OBSの画面キャプチャーはデスクトップ画面全体が表示される為、デュアルディスプレイなどディスプレイが複数台接続した状態で、サブディスプレイを指定して使う事をお勧めします。
使い方
- 「OBS Studio」を起動(「仮想カメラ(Webカメラ)」出力を「Start」)
- Zoom(ビデオチャットアプリ)を起動し【「Λ」カメラ設定画面】を選択し、【OBS-Camera】を選択
- 配信開始
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