釣りを始める時に釣り具サイトや釣果情報を調べる
その次に釣りのプロと言われるプロアングラーにたどり着く
消費者の多くが男性の年齢が高めだから
最近では「釣りガール」と言う呼称で呼び水として使っている
しかし
釣りを始めるハードルは高いと思う
日本ならサッカーや野球がメジャースポーツで学校生活の中で一度は体験するスポーツだから親しみやすい
プロアングラーに騙されない為に
「釣りを仕事にする×YouTubeの好きを仕事にする」を考えたい
「趣味×夢×仕事」のマトリクスを紹介する
脳が認知できる範囲は必要だと判断した範囲のみで、それ以外は認知できず知らないし興味がない。
釣りに興味がると言う事は何らかのきっかけがあったはず。
釣りを仕事にする方法は複数ある
趣味から始めた釣りも気が付けば仕事になっている人もいる
- 釣り具メーカー・業界に就職する
- 釣具屋を経営する
- フィッシングガイドになる
- オリジナル(ロッドなど)商品を作成・販売する
- スポンサー(メーカー)と契約して商品を売る、契約金を貰うプロアングラーになる
- メディア関連に就職する
- 個人メディア運営(YouTube、ブログ運営など)
堤防の爺さんが最強
プロアングラーよりも釣りが上手い人は沢山います。単純に堤防の爺さん最強です。
日々通いその場所を長年熟知しているからです。彼らをプロ素人(趣味だけどレベルが違う)といえますよね。
堤防で「ブリを3本上げて今年は少ないわぁ」という爺さん
釣り上手いよね
でも彼らはプロではありませんしお金を稼いでいません
もしもプロアングラーが釣りが上手いだけなら、堤防の爺さんに皆はお金を払っているはずです
しかし誰もお金を払いませんよね
お金を払ってくれる人はいるのか?と言うのはポイントになってきます
お金は価値の交換と言われるので
大きい魚を釣る事も多量の魚を釣る事だけでは足りないという事です
その価値に交換性価値サービスが「釣った魚、買い取ります!?魚を売る方法のFishSale(フィッシュセール)などはカオスな予感」でした。
プロアングラーの場合
プロアングラーに必要なスキルは、「釣りが上手い」では50%で+αの価値が必要になります
プロアングラーにお金を払うのは、企業・メーカーから契約金を貰い、貴方はお客さんではありません
その為に、決められた道具や服やサービスを使い、分かり易く面白く消費者に伝える役割を持ち、同時にその企業の顔になります。
基本的なモラルやルールを発信し消費者のリーダーとして振舞いを期待されます
プロアングラーのYouTubeを見ると、めちゃくちゃトークスキルが高いですよね。独特のテンポで話を展開して視聴者を飽きさせないスキルが分かると思います。
プロアングラーはその商品の世界観や価値観を共有し仲間を増やす装置です。
だから大きい魚を釣るよりも、その人の人間性や見え方やパフォーマンスが重要になってきます。
プロアングラーのみの収入ではなく複数の収入先を確保している方が殆どです。
消費者にとって商品選択は不愉快
釣り具に行くと無数に種類が多くて選ぶのが困難と思う
選ぶ知識が不足しているので「選びきれない」問題です
釣り具店員に聞くかプロアングラーを真似ると早いですが、値段が高くなる。
どんな商品でも釣りは出来ます。高いものを買ったからと言って釣れる事はありません。
長く使う事を考えると2000円の竿よりも15000円程度の竿の方が良いですが、いきなり5万円の竿を揃える必要は無いと思います。
高額な道具は、所有欲を満たしてくれますが、直接的な釣りと離れていきます。
釣りはサッカーではない卓球と同じ
釣りは、道具が無数に存在しますよね。釣り具と言っても対象魚や堤防・磯・川・船などのフィールドによって装備が全く変わります。
プレイヤー視点
サッカーは、ボールと靴があればOKです。
フットサルでもボールも靴も同じで汎用性がめちゃ高いです。
このボールだからゴールが良く決まると言うのは無く、細かく決められているボールはどのメーカーも同等の品質を持っていますよね。
しかし釣りでは、このロッドが良い、このジグやワームや重さが良いなど要素が多いと思います。
サッカーと釣りは全く違う特性を持っている事が分かりますよね
メーカー視点
サッカーのメーカーは、ボール作りと靴作りに注力すれば日本の多くの市場をカバー出来ます。
しかし釣りの場合、決まった場所で決まった相手のみではなく、対象魚も生息域も釣り場環境も違う為に、それぞれにあった道具が必要になります。
マイナースポーツの釣りに加えて対象魚種によって釣り人が細分化される為に、それぞれの道具を開発しても購入者は少ないのです。
それぞれのファンが存在する為にプロアングラーもバス専業でったりビックベイトのマグロなど船釣りなど多様です。
プロがサッカーに注力するのみでよい事に比べて、釣りは道具の広告塔になり釣果を求められ、プロアングラーが釣りのみに注力できない要素はそこにあります。
釣果を定期的に叩き出す広告塔では無く、愛嬌のある親しみやすい顔と声そして社会的責任を負う責任感のある超人スペックがプロアングラーなのです。
釣り業界の今後
釣り業界の未来は悲観的です。厚生労働省の人口動態を見ても人口減は自然に進み、手間のかかる釣り人口は減少し機会も少なくなっていきます。
この悪循環の中で2020年の新型コロナウイルスによって我々の日常は戻ってこないでしょう。
3月~7月まで辛抱強く待てば従来の日常が戻って来ると多くの方が願いましたが、2050年に来る未来予測がたった一つの感染症によって行動変容を促しました。
紙ベースの業務もFAXもハンコも業界圧力を押しのける理由として、今回のアクシデントは人間社会に大きなインパクトをもたらしました。
象徴的なのが東京の人口減と本社オフィスの地方移転で、東京の大規模ビルやオフィスは必須では無くなりました。
好むと好まざるに関わらず新しい時代に適用しなければなりません。
モラルとマナー
釣り人の出す不法投棄や汚染によって釣りが出来ない桟橋や堤防が増えています。社会的に必要ではないとハンコと同様に淘汰されるのでしょうか?
毎日500時間のYouTube動画がUPされる時代に全て見る事は無理ですし、必要な情報にアクセスして、だれでも情報発信者になれますから釣りの仕組みの変わって行きます。
楽しい釣りを続けましょう!
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