「接触機会の削減」⇒「感染機会の削減」！オックスフォード・ワクチン・グループの責任者は、現在のデルタ変異株では集団免疫を獲得は「不可能」。国内の感染拡大場所は家庭と職場です

米国でJ＆J製ワクチン接種で、深刻な血栓症で一時中止となっている。ワクチンを接種した女性6人が深刻な血栓症を発症し、1人が死亡したのを受けて国食品医薬品局（FDA）は、ジョンソン・エンド・ジョンソン（J&J）製の新型コロナウイルス感染症（COVID-19）ワクチンの接種中止を医療提供者に勧告したのだ。

アメリカ食品医薬品局（FDA）は、若い世代（18～48歳）の女性が血栓症を発症し、ワクチン接種者の6日～13日後に深刻な症状が現れたと述べた。

参考記事：FDA｜Joint CDC and FDA Statement on Johnson & Johnson COVID-19 Vaccine

ニューヨークタイムズ紙によれば、1人が死亡しもう一人が重篤な状態だと報じていた。

参考記事：nytimes｜Covid-19: Johnson & Johnson Vaccine Pause Is Another Hurdle For Europe

その後、ジョンソン・エンド・ジョンソン（J&J）は「COVID-19ワクチンを接種した少数の個人で、血小板減少症と血栓が組み合わさった非常にまれな疾患を認識しています。」と声明を発表した。

参考記事：jnj｜Johnson & Johnson Statement on COVID-19 Vaccine

アストラゼネカ（AstraZeneca）が開発した新型コロナワクチンも血栓症との関連が指摘されている。

アストラゼネカワクチン副反応の血栓症「死亡率２２％」 と研究結果が発表されました。

この報告を受けてイギリスは、アストラゼネカ製ワクチンを４０歳未満の人については推奨しない方針へ。

参考記事：アストラゼネカワクチン副反応の血栓症「死亡率２２％」英研究

イギリスの2か所

イギリス波がピークアウトしたように見えたが、下がり切らず上昇傾向があるものの急な死亡者数増加にはなっていない。

日本と波の高さは異なりますが、発生要因と性質は日本と同じです。

スコットランド

北海道とほぼ同じ人口の540万人程度です。

新型コロナウイルス対策の規制を９日にほぼ撤廃すると発表した。

参考記事：＜新型コロナ＞英スコットランドもコロナ対策の規制ほぼ撤廃　イングランドに続き９日から

イギリスのイングランド

英国の人口の大半を占めるイングランドで先週、新型コロナウイルスの規制がほぼ全面的に解除された後、国内の新規感染者数の減少傾向が続いている。人との接触が増えて感染者が激増するとの当初の懸念に反し、「歓迎すべき驚きの逆転現象」（ＢＢＣ放送）。
出典元・引用文献：英、規制解除後に感染減少　「驚きの逆転」、政府は警戒

国内感染状況

従来から複数あるヒトコロナウイルスで予測されていた通りだけど、1年遅くないか？

日本ではワクチン信仰が強くタブー扱いとなっている。

イギリス・オックスフォード大学の新型コロナワクチンの開発責任者がデルタ株の感染拡大によって「ワクチン接種が進んでも集団免疫の獲得は不可能」との認識を示しました。

出典元・引用文献：英ワクチン開発責任者「集団免疫の獲得は不可能」

英国のオックスフォード・ワクチン・グループの責任者は、現在のデルタ変異株では集団免疫を獲得することは「不可能」であると述べています。

Reaching herd immunity is “not a possibility” with the current Delta variant, the head of the Oxford Vaccine Group has said.
出典元・引用文献：Delta variant renders herd immunity from Covid ‘mythical’

デルタ株に限らず、現実をそろそろ見ないと際限がない状態。

「ロックダウン」と言いかねない・・・最後の手段として有効なら去年終わっている。