こんにちは、カイエンです。広島の伝統漁法「コブダイ釣り」について紹介します。
1. 釣り方
コブダイ釣りは主に底釣りで行います。コブダイは岩礁帯や沈み根に生息しており、エサを底に沈めることで狙います。
- ステップ1: 釣り場の選定 岩場や堤防の根周りが狙い目です。広島湾の岩礁地帯や防波堤が適しています。
- ステップ2: エサの準備 主にカニ、エビ、サザエの身などを使います。コブダイは硬いものを好むため、丈夫なエサを使用すると効果的です。
- ステップ3: 仕掛けのセット 底釣り用の仕掛けをセットします。重りを使ってエサを底まで沈めるようにします。
2. エサ
- カニ: 特に大きなコブダイには、カニが効果的です。殻を少し割って香りを出すと良いです。
- エビ: 生のエビや冷凍エビを使います。針にしっかり刺して落ちないようにします。
- サザエの身: 硬い殻を割って中身を取り出し、針にかけます。
3. リールとロッド
- ロッド: 磯竿の3号〜4号クラスが適しています。長さは4m前後が一般的です。硬めのロッドを選ぶと大物にも対応できます。
- リール: スピニングリールの4000番〜6000番クラスが適しています。ドラグ性能が良いものを選ぶと安心です。
- 釣り糸: ナイロンラインの5号〜8号が適しています。コブダイは力が強いため、太めのラインが必要です。
4. 釣果が出やすい季節と時間帯
- 季節: コブダイは通年釣れますが、特に春から初夏、秋が釣果が良いです。
- 時間帯: 早朝と夕方が狙い目です。これらの時間帯はコブダイの活動が活発になるため、釣果が期待できます。
5. 水温と気温の関係
- 水温: 15℃〜20℃が最適です。この範囲でコブダイの活性が高くなります。
- 気温: 気温が20℃〜25℃の時期が釣果が良いです。春と秋が特に良い季節です。
実際の釣行例
- 仕掛け: 磯竿3号、スピニングリール4000番、ナイロンライン5号、重り30g、針はカニ用の大きめのもの。
- エサ: カニを使用し、早朝の5時に開始。根の周りにエサを沈め、ヒットを待つ。
- 結果: 2時間で3匹のコブダイ（30cm〜40cm）を釣り上げた。水温は18℃、気温は22℃。
コブダイ釣りは力強い引きが楽しめる釣りであり、広島の伝統的な漁法としても知られています。初心者でもこのガイドを参考にすれば、釣りの楽しさを存分に味わえるでしょう。
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