タフツ大学心理学部教授のサム・サマーズ(Sam Sommers)さんが書いた【考えているつもり】は、人間が状況に流れやすいかを書いた本です。
貴方は優柔不断ですか?
道に迷った人を見つけた時に、貴方が助ける又は助けないかは、貴方自身の道徳心や親切心などよりも「状況」が貴方の行動を決めると著者は言います。
恋愛を左右する5つの状況
- 距離
- 見覚え
- 相互利益
- 障害
- 類似性
距離
近くに住んでいれば住んでいる程、親密になる機会が多い。その影響は大きいのだとか。
見覚え
顔を合わせる機会が多いほど、魅力を感じる。
つまり
学内恋愛や社内恋愛はそう言う事ですかね。
相互利益
相手から優しくされたり恩を受けた時に、好意を感じる現象。
障害
障害がある程相手を魅力的に感じる。
秘密を共有したり危機を共有したりすると魅力的に感じる。
類似性
共感が大切、その為に類似点が多いほど相手に惹かれる。
- 経歴
- 年齢
- 趣味
- 職業
- ルックスのレベル
などの共通点が多いほど話は盛り上がるだろうし、魅力的に感じる確率が高くなる。
終わりに
その他にも多くの事例を挙げて私達が「状況」に左右されている事を教えてくれる本です。
考えてるつもり ――「状況」に流されまくる人たちの心理学 | ||||
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