似たもの夫婦と言う言葉があったり、飼い犬が似てくると表現することがありますよね。
自分の顔に似た人を選ぶのか？
自分の顔と似た人を好きになるのか？ってのを研究したEffect of Partnership Status on Preferences for Facial Self-Resemblance.によると同性でも異性でも別にそんなことは無いよ～と言う結果でした。
プラハのカレル大学の21～31歳の男女120人を対象とした研究で、写真を見て魅力度を評価してもらった。
自分の顔に似た人を選ぶパターン
参加者の顔のニュートラル顔で50%特徴を混ぜた顔写真も混ぜた顔写真も見てもらい以下の様な質問をした。
- 短期的関係（デート、カップル、ワンチャン）に魅力的な人は誰ですか？
- 長期的関係（結婚）に魅力的な人は誰ですか?
- 異性として魅力的な人は誰ですか？
- 友達として誰が良いですか？
- 信頼できる人は誰ですか？
研究結果はコレ
- 自分に似た人を選ぶ人は、特定のパートナーが居る
- 自分に似てない人を選ぶ人は、特定のパートナーが居ない
個人の嗜好は関係するのか？
同じ顔写真で質問内容を変更して評価してもらった。質問内容は以下のような質問を男女それぞれをした。
- 信頼できる人は誰ですか？
- 魅力的な人は誰ですか？
- セクシーな人は誰ですか？
研究結果はコレ
自分に似た人を選ぶかどうかは、個人の好みの影響を受けなかった。
顔の好みは変わる
現在、特定のパートナーが居るか居ないかで、選ぶ顔のタイプは変わる。
特定のパートナーが居る場合に、似た人を選ぶ事は関係維持に有利であり、特定のパートナーが居ない場合に、似ていない人を選ぶ事は、適切なパートナーを探すのに有利であると仮設。
終わりに
自分と似た人を選ぶけど、パートナーを選んだ後に、似た人を選んでいたのであって、初めから似た人を選んではいなかったのは面白い結果でしたね。
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