「世界の一つだけの花」歌が人気になった年、ネットの技術の向上とスマホの普及で、私達は容易に”何者か”になることが容易にチャンスが増えた時代に生きている。
素晴らしいことだと思う
かつては巨大な資本に加わらなければ不可能だったことが個人で可能になったのだから
しかし
”何者か”に振り回される人々も続出してしまった様に見える
SNSの【いいね】や【フォロワー】数に振り回される様になり、悩み自己肯定感の消失に悩まされる。
リアルの自分とSNS上のキャラクターを使い分けても評価されなければ落ち込む
ひとつ確かなことは、【いいね】や【フォロワー】数がいなくても”どうでもいい”という事実だ
あなたの孤独感を私は肯定するし、あなた自身も肯定してほしい
一人で産まれ一人で死ぬ
誰だって初めは孤独だったんだ
そして
そんなあなたを心から愛してくれる人なんていくらでもいる
孤独を拒絶せず認め肯定した瞬間から孤独ではなくなる
著者ヒロシさんが、自身の本の「ひとりで生きていく」の中でこう言っている
そもそも友人関係が絶対的なものだと考えること自体が間違っているのだ。今日、いくら親しくしていても、明日どうなるかなんてわからない。僕は人間関係の全般をこう考えるようになった。
同調圧力と空気に呑まれず、唯一無二の正しさなんてこの世に存在しないのだから、世間体にとらわれずに自分らしく自由に生きてほしい。
他人の芝は青く見え、その他人はまた他人の芝を青く見えているのだから
興味がある方は読んでみてね
ひとりで生きていく
ヒロシ 廣済堂出版 2019年10月30日
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