初婚年齢の晩婚化は先進国では特に顕著でして、アメリカでも同じそうです。
童貞の遺伝的要因
ケンブリッジ大学の研究で、約12万5,000人のDNAを解析したPhysical and neurobehavioral determinants of reproductive onset and successによれば、初体験の時期に関係する遺伝子が38個発見した。
遺伝の影響で初体験する時期は25%で、貴方の1/4は遺伝的要因だが、3/4は環境的要因なので、環境が悪いという事になるのかな。この環境には社会環境も含まれるので、政治家の皆さんは各種環境整備を行うべきかもしれませんね。
近代に童貞が多い理由
1972年から2012年間のアメリカ人33,380人の18歳以降の性的行動を調べたChanges in American Adults’ Sexual Behavior and Attitudes(PDF)によると、童貞と処女の割合は近代になる程に増加している。
理由として幾つか挙げられているが、中でも個人主義の影響しっくりきた。
集団主義よりも個人主義が高まり、世間の圧力から解放された。
1980年代と1990年代は、感染症(HIVなど)の危険性が広く知られるようになった説があるが、1970年代から増加傾向なので一因であっても原因では無い気がした。
1980~2000年初期に生まれた世代でも昔と比べて高齢でも童貞率が高いが、初体験の年齢は下がっている傾向がある。ネットの普及など情報を得る機会が増えた事や経済的な理由なども考えられるが、一つの原因を特定する事は困難で無理だと思う。
しかし、各先進国で起きているのは確かで傾向も同じですね。
この研究とは別で、「私達は子供が欲しかったのではない、性衝動を解消したいだけだった」と言う意見もあるので、個人用の性的娯楽が普及する事も関係があるかもしれませんね。
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