アメリカで動物性タンパク質と植物性タンパク質のどちらが良いかを大規模研究
- ハーバード大学マサチューセッツ総合病院の研究者を中心としたグループ
- 米国人13万人以上で30年以上にわたる研究データ
分析結果
前提条件1
その他の因子を持たない(飲酒、喫煙、肥満、運動不足)グループで調査研究結果
結果1
動物性タンパク質中心の生活と植物性タンパク質中心の生活で、死亡リスクの差はなかった。
前提条件2
その他の因子を持つ(飲酒、喫煙、肥満、運動不足)グループで調査研究結果
結果2
- 動物性タンパク質が多いと死亡リスクが急上昇
- 特に心臓血管疾病(CVD)による死亡リスクに明確な差異
- 植物性タンパク質の場合は、飲酒、喫煙、肥満、運動不足でも死亡リスクが急上昇しない
米医学学会大規模研究から、死亡リスクを下げる食事とは
低リスク:植物性タンパク質
中リスク:魚、鶏肉
高リスク:赤身肉、卵、高脂肪乳製品
まとめ
- 炭水化物の摂取を控え、タンパク質摂取を増やす。
- 飲酒、喫煙、肥満、運動不足でない人達は赤身肉、卵、乳製品を摂取しても死亡リスクは変わらない。
- 飲酒、喫煙、肥満、運動不足の一つでも該当する人達は、植物性タンパク質を中心にする。もしも、動物性タンパク質を摂取するなら、魚、鶏肉を取る。
出典元・引用文献:低脂肪タンパク質の健康効果、大規模調査で裏付け
出典元・引用文献:赤身肉が腸の病気に関連か、米研究
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